こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、貝と魚介のスープで勝負するラーメン店。
貝ダシのラーメンといえば2015〜16年頃から東京都内で増え始めて今もなお流行っているなぁという印象ですが、今回ご紹介するお店もそんなブームを牽引するお店のひとつ。
貝ダシといえば期待するのは一口目のインパクト。
そんな期待を胸に、さっそく食べに行ってきました。
貝と魚介を使ったラーメンで人気の『貝節麺raik』へ
方南町駅から徒歩1分くらいのところにある『CLAM&BONITO 貝節麺raik』。
2018年3月オープン。
永福町にある『Bonito Soup Noodle RAIK』が月曜日だけやっていた『貝節麺raik』が別店舗として独立したセカンドブランドで、貝と節をメインにしたラーメンが人気のお店です。
ちなみに店名の“Bonito”は“カツオ”を意味する単語。
ポルトガル語では“かっこいい”という意味もあるそうですが、もし掛かっていたらオシャレですね。
メニューはこんな感じ。
貝と節をメインに炊いた「貝節潮そば」のほか、日替わりで使う魚が変わる「鮮魚の潮そば」や「煮干し貝そば」などがあります。
今回はお店の看板でもある「特製 貝節潮そば」をポチり。
貝と魚介香るスープに様々なトッピングが乗った「特製 貝節潮そば」
待つこと数分。貝と魚介の香りと共に「特製 貝節潮そば」(980円)が到着。
一目で貝のダシが濃厚だと分かる白濁したスープに、3種類のチャーシュー、紫玉ねぎ、味玉、岩のり、青菜、桜の塩漬け(?)などがトッピングされています。
スープは最初は貝、後から魚介が香るあっさりだけど芳醇な味わい!
まずはスープから一口。
貝ダシ濃い! 美味い!
スープが舌に触れた瞬間にまず感じたのは、ハマグリやアサリなどの貝ダシのインパクトと、ホンビノス貝の芳醇な旨み。後から昆布やカツオ節、サバ節などの乾物系のじんわりと染みる旨みが広がりました。
あっさりで繊細ですが、味の層はかなり厚いです。
また、味玉の隣にある肝ダレ(?)を溶かすと貝ダシが強まってより一層厚くなりました。
麺は全粒粉入りの細ストレート。
スープと同様の繊細さで、スープに対して勝ちすぎてはいないものの、しっかり小麦の香りがする麺でした。
3種類のチャーシューはどれも個性的でめちゃくちゃ美味い!
こちらは炙った豚チャーシュー。
口に入れた瞬間トロッと溶けてなくなってしまうほど柔らかく、炙りの香ばしさも感じられてかなり美味しかったです。
こちらはおそらく低温調理タイプの豚チャーシュー。
先ほどとは打って変わり、歯がスッと沈み込むような柔らかさで、肉の甘みが強く感じられました。
胡椒のようなアクセントがほんのり効いているのも良かったです。
こちらは鶏チャーシュー。おそらく低温調理タイプですね。
しっとりした肉質で、塩ダレが使われているのか、肉の旨みがグッと持ち上げられていて食べ応えがありました。
味玉は黄身がトロッと溢れ出すほどの半熟加減。
白身はプリッと、黄身は濃厚な逸品でした。
まとめ
貝と魚介の旨みが二段階に広がる、芳醇でインパクトのある塩ラーメンでした!
層の厚い貝ダシといえばポルチーニ茸やトリュフを合わせることが多いですが、あそこまでインパクトがあると個人的には酔っちゃうので、魚介で厚みを出しているこの一杯は好みでした。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のYouTubeやTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:つまようじ、紙ナプキン、荷物入れ
卓上調味料:一味
タイプ:塩
エリア:中野 / 高円寺 / 荻窪
推し麺度:☆7