こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
これまで数々のニボニボ系を取り上げてきた東京ラーメンタルですが、もしかしたら今回ご紹介するニボニボ系が一番の濃度かもしれません。
なぜか?
それは、ニボニボ系の中でもつけ麺用にチューニングすることで、ラーメンでは提供できない濃度を作り出すことができるから。
そんなある意味限界突破したと言ってもいいニボニボ系の一杯を食べに行ってきました。
最強濃度のニボニボ系を食べに『煮干しつけ麺 宮元』へ
蒲田駅から徒歩5分くらいのところにある『煮干しつけ麺 宮元』。
2015年4月オープン。
店主はつけ麺の超有名店『麺屋 一燈』出身の方で、「食べログ ラーメン 百名店 TOKYO」の2017、2018を受賞した、超濃厚な煮干しつけ麺が人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
2段目のラーメンは“濃厚”ですが、1段目のつけ麺は“極濃”という恐ろしさ。
今回は恐ろしい方の「味玉極濃煮干しつけ麺」をポチり。
トッピングを一通り食べたいなら“味玉”が良さそうですね。
強烈な煮干しの香りと共に「味玉極濃煮干しつけ麺」が到着!
待つこと数分。強烈な煮干しの香りと共に「味玉極濃煮干しつけ麺」(970円)が到着。
食べなくても分かるスープの濃度。膜が張っているのをマイナスと取る方も居るかもしれませんが、それだけ濃厚という証拠だとヒビ機は思っています。
麺は綺麗に折りたたまれ、2種類のチャーシューと味玉がトッピングされています(執筆中に気づきましたが海苔が乗ってない……)。
スープは“極濃”にふさわしい強烈な濃度と煮干し感!
まずはスープだけで一口。
濃ッッ‼︎‼︎‼︎
今まで食べた濃厚煮干し系の中でもケタ違いの濃度。なんと言うか、めちゃくちゃ濃い卵の黄身だけを飲んだみたいなねっとりとした舌触りです。
土台となるのは動物系のスープだと思うんですが、こんな濃度になるんですね……!
動物系の甘みの上に煮干しの旨味とギリリと効いた塩味が乗っています(苦味は動物系の甘みで打ち消されている感じ)。
麺は全粒粉入りの角のある太ストレート。
もっちりとした食感で、スープにつけても小麦の香りがブワッと広がるほど小麦の味が強いです。
『一燈』出身なだけあって麺のクオリティは間違いないですね。
トッピングも存在感のあるものばかりで美味い!
こちらはバラチャーシュー。
肉の旨味が強く、胡椒がピリッと効いた逸品。スープにつけるというより箸休め的にそのまま食べた方が美味しく食べられそうです。
ロースチャーシューは肉の甘みにほのかな薫香が乗った味わい。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
サイズは小ぶりですが、くんたまだったので全てが許されました。めちゃくちゃ美味しい。
〆はスープ割りであっさり(?)と
〆はカウンターにあるスープ割りで。
中身はおそらくカツオ出汁で、レンゲ2杯くらいでちょうどいい塩梅になりました。
まとめ
ねっとり濃厚で煮干しのパンチが効いた最強濃度のつけ麺でした!
かなりマニア向けですが、マニアにはたまらない一杯ですね。
ちなみにヒビ機はどハマりしました。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:つけ麺の適温
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:エアコンの真下は超涼しいけど他の席は暑いかも
混雑具合:平日12時過ぎで待ち時間15分ほど
備品:つまようじ、紙ナプキン、紙エプロン、ハンガー、荷物置き
卓上調味料:酢、七味、一味、胡椒、割りスープ