こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、セメント色をしたスープの濃厚煮干しラーメン(通称:ニボニボ系)が食べられるお店。
あまりに煮干し感が強いため一部のマニアにしか好かれないジャンルではあるものの、幸か不幸かヒビ機は“一部のマニア”の一人。
ということで早速、煮干しの全てが凝縮された一杯を食べに行ってきました。
セメント色の濃厚煮干しラーメンを食べに『一剣』へ
板橋駅から徒歩2分くらいのところにある『煮干し中華そば 一剣(いちけん)』。
2016年8月オープン。
さんまラーメンで有名な池袋『生粋』出身の店主が営む、濃厚から淡麗まで、煮干しを使ったラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
煮干しが主役の「中華そば」「濃厚煮干」のほか、「一剣味噌」や「汁なし」と言ったメニューもありますね。
今回は、セメント色スープの「濃厚煮干」と和え玉的ポジションの「替玉」をポチり。
煮干しの香りがガツンとくる「濃厚煮干」が到着!
待つこと数分。ガツンとくるニボニボしい香りと共に「濃厚煮干」(780円)が到着。
セメント色をしたドロドロのスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、メンマ、菜の花、紫玉ねぎがトッピングされています。
見るからに濃厚そうな見た目もそうですが、この値段でこのトッピングは豪華で嬉しいですね。
スープは荒々しい煮干しの旨味が殴りかかるド濃厚テイスト!
まずはドロっとしたスープから一口。
濃い‼︎ 煮干しが濃い‼︎ 美味い‼︎
スープが舌に触れた瞬間、荒々しい煮干しの旨味、苦味、酸味がガツンと殴りかかってきました。
かなりの濃度ですが塩分は抑えられているため、この手のタイプにしては飲みやすいですね。
麺は角のある細ストレート。
芯のあるポキポキとした食感と小麦の香りが心地いい、この手のラーメンでの模範解答な麺です。
ホロホロな煮豚チャーシューもしっとりレアチャーシューも美味い!
こちらは煮豚タイプのチャーシュー。
歯を入れるとホロっと崩れる柔らかさで、タレと肉の旨味・甘味が凝縮された逸品です。
低温調理のレアチャーシューは、歯がクチッと沈みこむような食感。
こちらは肉の甘みが前面に出ていますね。
チャーシューのほか、玉ねぎの辛味、菜の花の苦味、メンマの甘みと食感もいいアクセントになっていました。
とても150円とは思えない豪華な「替玉」もマストだ!
麺を食べ終えるタイミングで「替玉」(150円)も注文。
こってり甘い香味油と醤油ダレが絡んだ麺に、刻みチャーシュー、なると、ネギ、刻んだ紫玉ねぎが乗り、仕上げに煮干しスープを少しかけた豪華な構成です。
こちらは「濃厚煮干」とは打って変わって油の甘みがメインなので、苦味が残る口の中をさっぱりさせてくれました。
まとめ
荒々しい煮干しの旨味が殴りかかる、高コスパでド濃厚なラーメンでした!
この味、この値段、そして並びがない(訪問日が大雨だったからかもしれませんが)。
個人的にこれから板橋周辺に行く機会が多くなるので、リピートは確実ですね。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:13分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:七味、酢、胡椒、ニンニク
タイプ:ニボニボ系
エリア:板橋 / 東武沿線
推し麺度:☆8