こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2019年12月13日に代々木上原に移転リニューアルしたミシュラン一つ星獲得店。
“ミシュラン一つ星”という時点で察した方もいらっしゃるかと思いますが、巣鴨にあった『蔦』がまたもブラッシュアップして再スタートを果たしました。
『蔦』は4〜5年前に一度行ったことがありますが、味も場所も当時とは全くの別物。
きっとソフトオープンの今のうちに行かないと混むだろうなと思ったので、さっそく食べに行ってきました。
ミシュラン一つ星を獲得したラーメンを食べに『蔦』へ
代々木上原駅から徒歩3分くらいのところにある『Japanese Soba Noodles 蔦(つた)』。
2019年12月13日に巣鴨から移転オープン。
詳しくは公式HPにズラーッと書かれていますが、2016年から「ミシュランガイド東京」にて一つ星を4年連続獲得(2020年は移転のため除外)、「ラーメンWalker GP」全国1位など、華々しい受賞歴を持つ実力のあるラーメン店です。
サンローランをイメージしたという内装は、とてもラーメン店とは思えないスタイリッシュな雰囲気。
1月のグランドオープンまでは席数を絞っているとのことですが、巣鴨時代と比べるとかなり増えたように感じます。
また、地下にお店を構えることで気候による食材のブレを軽減する狙いもあるんだとか。
見にくいですが、メニューはこんな感じ。
基本は「醤油Soba」「塩Soba」「味噌Soba」の3本で、黒トリュフなどの追加トッピングによっては3,000円を超えるメニューまであります。
その他ドリンクメニューなども充実していましたが、今回はスタンダードな「醤油Soba」をお願いしました。
トリュフと醤油の芳醇な香りと共に「醤油Soba」が到着！
待つこと数分。トリュフや醤油などの芳醇な香りと共に「醤油Soba」(1,300円)が到着。
少し濁った琥珀色のスープに中細麺が泳ぎ、チャーシュー、穂先メンマ、ネギ、フィグ(イチジク)のコンポート、バルサミコトリュフクリーム、ポルチーニ茸ソースなどがトッピングされています。
文字を打つ指が攣りそうになる聞き慣れないトッピングのオンパレードですが、それらは後のお楽しみに。
まずはそのままのスープから味わっていきます。
スープはトリュフや鶏や魚介が目まぐるしく入れ替わる複雑な味わい！
まずはスープから一口。
これは一言では表せない美味さだぞ……！
スープを口に含んだ瞬間の初速は、『蔦』らしいトリュフやポルチーニなどの目が覚めるようなキノコの香り。
その直後に入れ替わるようにふくよかな鶏の旨味や舌に染みる魚介や乾物系の旨味が顔を出し、最終的に醤油のコクに着地するような複雑な味わいです。
トッピングによる味の変化は後述しますが、一口の中で目まぐるしく味が変化する『蔦』らしさは健在です。
麺は全粒粉入りの自家製中細ストレート。
しなやかで啜り心地が良く、強いスープにも負けずしっかりと小麦が香る存在感のある麺です。
フィグやクリームは味にアクセントをもたらす名脇役だ！
こちらはポルチーニ茸ソースとフィグ(イチジク)のコンポート。
ソースを混ぜるとぽってりとしたクリーム感とキノコの香りがプラス。
フィグのコンポートはフルーティーな甘酸っぱさがスープの旨味に対して良いアクセントになっています。
バルサミコトリュフクリームもフィグ同様、爽やかな酸味が良いアクセントに。
勝手に溶け出さないように工夫されているのもポイントですね。
チャーシューは「英国バークシャー種純血」なるブランド豚の低温調理タイプ。
薄切りタイプで口どけが良く、肉の旨味が強い逸品です。
まとめ
一口の中で味が目まぐるしく変わる洗練された醤油ラーメンでした！
ヒビ機が行った14時台は10分ほどで入れたので、そのくらいの時間を狙って行くのがいいかもしれませんね(11〜12時台は2時間待ちという話も)。
グランドオープンして落ち着く……ことがあるのかは分かりませんが、「塩Soba」や「味噌Soba」を食べにまた来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした！
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日14時で待ち時間10分ほど
備品:紙ナプキン、おしぼり
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:小田急沿線(代々木上原 / 幡ヶ谷 / 東北沢)
推し麺度:☆8
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