こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、コーヒーを淹れる際に使われる“サイフォン”を使ってスープのダシを取るという変わった作り方をするラーメン店。
どうやらスープの仕上げの香り付けのためにサイフォンを使うみたいですが、サイフォンで抽出したスープとは一体どんな味なのか。
気になったので、早速食べに行ってきました。
サイフォン式スープのラーメンを食べに『魚雷』へ
春日駅から徒歩1分くらいのところにある『本枯中華そば 魚雷(ほんがれちゅうかそば ぎょらい)』。
2010年1月オープン。
長野を中心に都内にも展開する【BOND OF HEARTS】の系列にあたる、本枯節をサイフォンで抽出するという斬新な調理法で作ったラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「本枯中華そば」「稲庭中華そば」「王様中華そば」「つけ麺」の4本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、スープ本来の味が一番分かりやすい「本枯中華そば」をポチり。
選べる3種類のトッピングは、豚バラチャーシュー・メンマ・うずらの卵をチョイス。
そしてこちらがお店の目玉でもあるサイフォン。
下にスープ、上に本枯節をセットし、注文が入るたびに一杯ずつ抽出していました。
本枯節のいい香りと共に「本枯中華そば」が到着！
待つこと数分。本枯節のいい香りと共に「本枯中華そば」(790円)が到着。
スープとトッピングの味が混ざらないようにするためか、トッピングは別皿で提供されています。
「本枯中華そば」は少し濁りのあるスープに細麺が泳ぎ、小松菜とエスプーマ(？)がトッピングされたシンプルなビジュアル。
トッピングは選んだ3つとネギの4種類。
メンマは乗せものというよりはおつまみ的に食べるのがよさそうですね。
スープは飲んだ瞬間カツオの香りが弾ける芳醇な味わい！
まずはスープから一口。
うおっ！ カツオの香りがすっっごい！
スープを口に含んだ瞬間、本枯節と思われるカツオの香りがバチンと弾けるように駆け抜けました。
香りの後に感じる旨味の主体もカツオ節ですが、気持ち動物系によるプッシュもありますかね。
和風の“お出汁感”の強い、芳醇で染みる味わいです。
麺は全粒粉入りの中細ストレート。
ちゅるちゅるとした啜り心地がよく、噛むと小麦の香ばしさがほわっと広がる麺です。
豚バラチャーシューは口に入れるとトロッと蕩ける柔らかい肉質で、肉の甘みが強い逸品。
奥にチラッと見えるうずらの卵は茹でただけな味だったので、素直に鶏チャーシューを選んでおけば良かったかなという気もしました。
まとめ
本枯節の香りがバチンと広がる、香りで食わせる醤油ラーメンでした！
サイフォンはパフォーマンス面はもちろん、味や香りにも大きな影響を与えていて面白いですね。
「稲庭中華そば」や「王様中華そば」も気になるので、また食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした！
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜11時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、おしぼり、ハンガー
卓上調味料:胡椒
タイプ:醤油
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆7
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