こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、どっしり構えた味噌スープに唐辛子の辛さと山椒のシビれをプラスした“カラシビ味噌らー麺”が人気のお店。
名前こそ知っていたものの行列店ということで怯んでいましたが、味噌がマイブームと言うことでやっと重い腰が上がったので、再び腰を下ろす前に食べに行ってきました。
カラシビな味噌ラーメンを食べに『鬼金棒』へ
神田駅から徒歩2分くらいのところにある『カラシビ味噌らー麺 鬼金棒(きかんぼう)』。
2009年9月オープン。
独自にブレンドした味噌を使ったスープに唐辛子スパイスと山椒油をプラスした、“鬼に金棒”な「カラシビ味噌らー麺」が人気のお店です。
店主の出身が『麺屋武蔵』なだけあって、外観もどことなく『麺屋武蔵』を彷彿とさせますね(この後出てくるラーメンも『麺屋武蔵』を知っている人なら「あぁ〜」となるかと思います)。
メニューはこんな感じ。
基本は「カラシビ味噌らー麺」とその派生の8本で、その他ご飯ものやトッピング、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、左上の法則(オススメは左上にあることが多い)に従って「特製カラシビ味噌らー麺」をポチり。
選べる“カラ”と“シビ”はどちらも普通でお願いしました。
スパイシーな味噌が香る「特製カラシビ味噌らー麺」が到着!
待つこと数分。カラシビ感のあるスパイシーな味噌の香りと共に「特製カラシビ味噌らー麺」(1,200円)が到着。
ピリッと辛そうな橙色の味噌スープの上には、角煮チャーシュー、味玉、ヤングコーン、もやし、ネギがトッピングされ、レンゲ付近には山椒オイルと思しきものが垂らされています。
スープ甘めで低重心な味噌にカラシビが乗る濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
ん〜! カラシビ味噌たまんね〜!
スープを口に含んだ時に鼻に抜ける香りは、やや甘めでドシッと構えた味噌がメイン。
その味噌を土台に豚骨や魚介の力強い旨味があり、唐辛子の辛さや山椒のシビれがアクセントを添えています。
濃厚味噌の時点でレンゲが進むのに更にカラシビが加わるとなったら、もうブレーキが効かないですね。
麺は中太・中細・細をMIXした平たいちょい縮れ。
歯がズッと沈むようなもっちりとした食感が心地よく、噛んだ時に広がる小麦の風味も良好です。
トロットロな角煮チャーシューや味玉もめちゃくちゃ美味い!
ゴロッと入った角煮チャーシューは、箸で持つとプルプル震えるほどの柔らかさ。
ほんのり八角が効いた甘じょっぱいタレが中まで染みていて、かぶりついた時に溢れる肉の旨味や脂の甘みとのハーモニーがたまらない逸品です。
味玉は黄身の中心がツヤっとした半熟タイプ。
角煮チャーシュー同様こちらもタレ染み染みで、黄身の甘みがスープで痛くなった舌を癒してくれます。
シャキシャキで甘いヤングコーンもいいアクセントに。
更なる刺激が欲しければ「カラシビスパイス」を振るべし!
様子見とデフォルトの調査を兼ねて“カラ”も“シビ”も普通にしましたが、やや足りないと思ったので「カラシビスパイス」を一振り。
後入れな分、唐辛子の辛さや山椒の爽やかなシビれが分かりやすく増すイメージでしょうか。
試してないのでなんとも言えませんが、最初から“カラ”や“シビ”を増やすより「カラシビスパイス」を自分で振った方が香りがいいかもしれませんね。
まとめ
どっしり構えた味噌にカラシビがビシッと効いた、濃厚で中毒性のある一杯でした!
オープンから10年経っても行列の絶えない人気店ですが、確かにこの味はリピーターが多そうですね。
かく言う自分もその一人になりそうなので、次はカラシビを増しにして食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間15分くらい
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ヘアゴム、ハンガー
卓上調味料:カラシビスパイス
タイプ:味噌
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8