【神楽坂】究極の透明度!日本人のDNAに突き刺さる上品な旨味『ふくぼく』

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あっさりしたラーメンと聞いてどんなラーメンを想像しますか?
黄金色スープの塩ラーメンはもちろん、昔ながらの中華そばなんかもあっさりしたラーメンですね。
いずれにせよ透明度の高い“澄んだスープ”を想像するかと思います。

さて、今回紹介するのは澄んだスープのあっさりしたラーメンですが、澄んだスープ界の中でも究極までスープを澄ませたラーメン店をご紹介します。

ヒビ機
究極の透明度……お湯か?

究極の透明度を誇るラーメン『澄まし麺 ふくぼく』

外観

JR飯田橋駅西口から徒歩10分くらいのところにある『澄まし麺 ふくぼく
2017年4月にオープンした、「澄まし麺」で話題になったお店です。
営業時間が11:30~14:00でスープ無くなり次第終了という事で、中々ハードルが高いお店でもあります。

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実は3回フラれてるよ

店内はカウンター席とテーブル席があり、見ての通り料亭のような空間。
店員さんがハキハキしているからか、BGMが無くても変な緊張感はありません。
むしろ味に集中できるようなめちゃくちゃ落ち着ける雰囲気。
おしぼり、ティッシュ完備です。

 

お茶

席に着くと温かいお茶を出してくれます。これが地味に嬉しい。

 

卓上調味料

卓上の味チェンはこんな感じ。
胡麻油・特製醤油・昆布酢・黒胡椒・山椒醤と中々個性的なラインナップ。

 

メニュー

注文は食券制ですが、店内にもメニュー札が。ここすらシンプル。

昆布、鰹節、塩だけを使ったシンプルな一杯「澄まし麺」

澄まし麺

今回いただいたのは「澄まし麺 並盛」(700円)

おぉ……噂に違わぬ透明度……! ここまでシンプルだと神々しさすら感じます。
日本料理で使う上質な昆布と鰹節できれいな出汁をつくり、塩だけで味付けしているそう。

ヒビ機
こんなに澄んでるラーメン初めて見たかも

 澄み切ったスープは、まるでお吸い物のような上品さ

スープ

スープは、単体で飲むと昆布の旨味を強く感じ、麺と一緒になるとカツオの出汁を強く感じます。
すごくシンプルで、スープというよりはお吸い物に近いです。

ちなみに、香りを最大限感じてもらうためにレンゲはないそう。

ヒビ機
このおいしさはDNAに素早く届く

 スープの邪魔をしない奥ゆかしくて素朴な麺

麺

麺は長めのストレート中細麺。
少し芯のあるポキポキ食感で、スープに対しては食感だけで存在感を出し、味の面で邪魔をしない奥ゆかしくて素朴で美人な麺です。こんな彼女が欲しい。

 

トッピング

こちらは別皿で提供される薬味のネギと海苔。
海苔はふわっと香る磯感が、ねぎはシャクっとした食感と上品な香りがそれぞれスープに華を添えています。
特にねぎは嫌な後味が無く、ねぎの美味しさを思い知らされます。……ってくらい絶品。

上品な鴨の出汁香る 「鴨だしご飯」

鴨だしご飯

もう一つの名物である「鴨だしご飯」(380円)
一言で言うならば“優しい炊き込みご飯”。上品な鴨出汁の風味を感じられます。

ヒビ機
12時半には売り切れていたから、狙うなら早めにね

 まとめ

素材本来の旨味を感じられる究極にシンプルな一杯でした!
澄まし麺はもちろん、ご飯、接客、雰囲気など全てが洗練されていてかなり好みでした。
神楽坂という土地で1,000円くらいで料亭の雰囲気が楽しめるので、デートにも使えそうですね。

……ヒビ機は相手いないので説得力0ですが。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:超あっさり
温度:体に沁みる温かさ
提供時間:5分くらい(早め)
お冷:温かいお茶。頼めばお冷貰えるかも。
店内温度:適温
混雑具合:土曜の12時で外待ち4人

タイプ:その他
エリア:四ッ谷 / 市ヶ谷 / 飯田橋
推し麺度:☆9

のれん

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