こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、“注文を受けてから麺を作る”と言うこだわりの強い手揉み麺を使ったラーメンが人気のお店。
「東京都で手揉み麺と言えばここ!」というくらい有名な上にすでに何度か食べに行ったお店ではありますが、無性に食べたくなったので食べに行ってきました。
“注文を受けてから作る麺”を食べに『麺や七彩』へ
八丁堀駅から徒歩3分くらいのところにある『麺や七彩(しちさい)』。
2015年7月に東京駅『東京ラーメンストリート』から移転オープン。
“注文を受けてから麺を作る”ほどこだわりの強い手打ち手揉み麺を使った、福島のご当地ラーメンである“喜多方ラーメン”が人気のお店です。
また、「ミシュランガイド東京」のビブグルマン、「食べログ百名店」、「TRYラーメン大賞」などを受賞(掲載)したことのある実力店でもあります。
メニューはこんな感じ。
メインは「喜多方らーめん 煮干」「喜多方らーめん 醤油」「喜多方らーめん 塩味」と「ビーガン担々麺」「つけ麺」の5本で、その他ごはんものやドリンクと言ったラインナップですね。
おそらく注文率が一番高い「喜多方らーめん 煮干」は何度も食べたことがあったので、今回は未食の「喜多方らーめん 醤油」をポチり。
並(150g)・中(200g)・大(250g)から選べる麺の量は中(200g)でお願いしました。
注文後、いよいよ麺作りがスタート!
食券を渡すといよいよ麺作りがスタート。
運良く一番良い席に座れたので、作業の様子を少し撮らせてもらいました。
まずは小麦粉、水、かん水を生地にする水回しの作業。
続いて出来た生地を麺棒で薄く伸ばして……。
ここまで薄く広げたら麺の形に裁断(裁断は別の場所で行っていたので写真は撮れませんでした)。
裁断した麺に打ち粉をまぶしながらほぐしていき……。
しっかりと手揉みしたら完成!
正確には計っていませんが、一連の流れは大体7、8分くらいですかね。
もの凄い早業&神業なのでずっと見ていても飽きません。
この後は麺を茹でる工程に入るため、しばしの間のんびりと完成を待ちます。
魚介と醤油が香る「喜多方らーめん 醤油」が到着!
麺の完成から待つこと数分。魚介と醤油のいい香りと共に「喜多方らーめん 醤油」(1,100円)が到着。
香味油が浮かぶ琥珀色のスープに打ち立ての手揉み麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、メンマ、ネギがトッピングされています。
作る工程を目の前で見ていたのでいきなり麺を……と行きたいところですが、いつも通りまずはスープからいきましょう。
スープは魚介と煮干し、醤油が染みるオトナな味わい。
まずはスープから一口。
おぉ……魚介と醤油が染みるなぁ……!
スープを口に含んだ瞬間まず感じたのは魚介節の酸味を伴う乾いた旨味。
そのすぐ後を追いようにクリアな煮干しの旨味や醤油のコク、こっくりとした動物系の甘みが広がりました。
少しビターでもあり旨味がじんわり染みる、“オトナな味わい”ですね。
麺はプルプルでもちもち!小麦の味も強くてめちゃくちゃ美味い!
麺は打ってから5分も満たない超作りたての平たい手揉み縮れ。
ピロピロ・プルプルな麺肌なので啜り心地が良く、噛んだ時のもっちり感や小麦の味もかなりのもの。
熟成麺とは違うフレッシュな小麦の味と言いますか、この味は『麺や七彩』に来ないと食べられないですね。
チャーシューは2種類で、こちらは低温調理っぽい半レアタイプ。
水分量が多いしっとりとした肉質で、噛むと肉汁と醤油ダレがジュワッと溢れてくる逸品です。
こちらはバラの煮豚タイプですかね。
箸で持ち上げると崩れるほど柔らかく、口に入れると肉の甘みを残してホロっと消えていきました。
まとめ
プルもちな手打ち手揉み麺がたまらない、オトナな味の醤油ラーメンでした!
今回は「醤油」、以前は「煮干」を食べましたが、麺をより味わえるという点では「醤油」の方が個人的には好みですね。
次は未食の「塩味」を食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:18分(遅め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間40分ほど
備品:紙ナプキン、つまようじ
卓上調味料:胡椒