こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、今一番流行っていると言っても過言ではない「はやし田系」のラーメン店。
そもそも「はやし田系」とはなんぞやという話ですが、東京ラーメンタルで言う「はやし田系」とは“鶏と水だけで取ったスープで人気を博した新宿『はやし田』の構成をインスパイアしたラーメン店”のこと(流行りだしは『はやし田』を運営するINGSの系列店が主でしたが、ここ最近は関係のないお店にも普及しているように思えます)。
と、軽く「はやし田系」を理解していただいたところで閑話休題。
今回は、前々から狙っていた「はやし田系」の新店で最近提供し始めたという、真鯛を使った塩ラーメンを食べに行ってきました。
『はやし田』はYouTubeでも観れます!
はやし田系で提供する鯛塩を食べに『久松』へ
池袋駅から徒歩7分くらいのところにある『鶏そば 鯛そば 久松』。
2019年12月9日オープン。
鶏と水でスープを取った「鶏そば」と真鯛のアラをメインにスープを取った「鯛そば」が人気のお店です。
冒頭で散々「はやし田系」と言いましたが、運営会社は【INGS】(『はやし田』や『鈴蘭』などの運営会社)ではなく、『ひむろ』や『味源』を運営する【フォートップス】とのこと(プロデュースの点では【INGS】も一枚噛んでいるみたいです)。
メニューはこんな感じ。
基本は「鶏そば(醤)」「鯛そば(塩)」「つけ麺〜濃厚昆布水添え〜」「まぜそば」の4本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、お目当てだった「味玉鯛そば(塩)」をポチり。
真鯛の良い香りと共に「味玉鯛そば(塩)」が到着!
待つこと数分。真鯛や昆布の良い香りと共に「味玉鯛そば(塩)」(900円)が到着。
少し濁りのある黄金色のスープに細麺が綺麗に折りたたまれ、2種類のチャーシュー、味玉(※)、穂先メンマ、鯛の身、紫玉ねぎ、ネギがトッピングされています。
※味玉は(忘れられていて)別皿提供されたので、本来の位置ではない可能性があります。
鯛の身は軽く炙られていますね。
スープは鯛の甘みや昆布の旨味を引き出したシンプルな美味さ!
まずはスープから一口。
おぉ〜! 鯛と昆布のダシが沁みるぅ〜!
スープを含んだ瞬間、まず感じたのは真鯛の甘み。
その甘みがふっと抜けた後に、全体をプッシュする昆布の力強い旨味に乗って真鯛の旨味がやってくる感じですね。
真鯛のアラを使っていると言うことで芳ばしさを感じるかと思いきや、このスープは鮮魚系の甘みを引き出したシンプルな味わいです。
麺は菅野製麺製の平たい中細ストレート。
ツルッと滑りのいい麺肌で、噛んだ時の小麦の広がりも上品な麺です。
スープと同じく繊細な味わいで相性がいいですね。
丁寧かつシンプルに作られたトッピングは逸品揃いだ!
チャーシューはこちらの豚レアタイプと……。
こちらの鶏レアタイプ。
どちらも低温調理で、肉の甘みを上手く引き出した逸品。
シンプルな味付けなのでスープの邪魔にならないのもポイントです。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
「はやし田系」御用達の“マキシマムこいたまご”を使っているため、黄身の甘みやコクが非常に強いのが特徴。
後出しだったので冷たかったのが惜しい点ですが、味は間違いないですね。
まとめ
真鯛の甘みと昆布の旨味で食わせる、シンプルで上品な塩ラーメンでした!
やはり「はやし田系」はシンプルな構成のラーメンがうまいですね。
「鶏そば」や「つけ麺」は多分似た味だと思うので、このお店は「鯛そば」で重宝しそうです。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日13時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ヘアゴム、ハンガー、荷物かけ
卓上調味料:胡椒
タイプ:塩
エリア:池袋 / 高田馬場 / 早稲田
推し麺度:☆8