こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、都内各地に展開する人気店『田中そば店』の姉妹店(姉店)にあたる、博多長浜ラーメンが人気のお店。
姉妹店の『田中そば店』の豚清湯が美味しいのできっとこちらも美味しいとは思っていたものの、駅から絶妙にアクセスが悪く、且つ、(自宅から遠く、)夜営業のみと若干ハードルが高く後回しにしてしまっていました。
……が、そんなことを理由に行かないままでいるのはラーメンマニアの名が廃る! と言うことで、ついに重い腰を上げ、食べに行ってきました。
博多長浜ラーメンを食べに『田中商店』へ
六町駅から徒歩13分くらいのところにある『博多長浜らーめん 田中商店 本店』。
2000年12月オープン。
豚の頭からつま先まで3日間煮込んだスープや福岡直送の極細麺を使った「くさい、かたい、うまい」がモットーの博多長浜ラーメンが人気のお店です。
また、ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞」や「食べログ百名店」に何度も選出された実力店でもあります。
メニューはこんな感じ。
基本は「らーめん」の1本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。
今回は、基本となる「らーめん」をお願いしました。
麺の硬さは、まずは様子見の“バリかた”で。
清々しいまでに豚骨臭漂う「らーめん」が到着!
待つこと数分。食べ手を一瞬で引き込む豚骨の匂いと共に「らーめん」(740円)が到着。
泡立つほど濃厚なスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、きくらげ、ネギ、海苔がトッピングされています。
思わず「そうだよ! これこれ!」と言いたくなるような、清々しいまでに王道な博多豚骨ラーメンですね。
スープはクリーミーな豚骨の旨味がガツンとくる濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
おぉー! 強烈! 美味いっ!
スープを口に含んだ瞬間、クリーミーでこぺっとした豚骨の旨味がガツンと殴りかかってきました。
濃厚でありながらも嫌な豚臭さはないので、レンゲを次へ次へと引っ張る牽引力がありますね。
“バリかた”な麺は博多らしい極細ストレート。
ポキポキと切れるハードな食感が心地よく、噛んだ時に広がる粉っぽい小麦感が強烈な麺です。
長さも十分なので、啜っていて気持ちいいですね。
チャーシューは吊るし焼きと思われる豚バラタイプ。
東京の博多豚骨系にしては分厚く、ギュッと凝縮された肉の旨味とほのかな薫香が広がる逸品です。
第二ラウンドは“はりがね”&“辛子高菜”でピリッと攻めるべし!
一杯目を食べ終えたタイミングで「替玉」(130円)も注文。
モットーその2の“かたい”を体験すべく、今度は一番硬い“はりがね”でお願いしました(注文から提供まで10秒くらいなので、食べ終えたタイミングで注文するのがオススメです)。
さらに、“辛子高菜”を入れてピリ辛に味変。
豚骨の旨味に唐辛子の辛味が乗ることで食欲がさらに掻き立てられるのはもちろんのこと、こぺっとした味がキュッと引き締まるのもポイント。
高菜のシャキッとした食感もいいアクセントになっています。
まとめ
こぺっとクリーミーな豚骨の旨味が凝縮された、ド直球な豚骨ラーメンでした!
「豚骨ラーメンが食べたい!」のベストアンサーを提示してくるこの一杯、食べに行く事を渋っていた自分を説教したくなりますね。
スープや麺はもちろんですが、チャーシューが特に気に入ったので、次は「チャーシュー麺」を辛子高菜とニンニクをフル活用して食べたいと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:土曜オープン時で待ち約20人(オープン前に並べば待ち時間なし)
備品:ティッシュ、つまようじ、荷物置き
卓上調味料:胡椒、辛子高菜、胡麻、紅生姜、ラー油、ニンニク
タイプ:豚骨
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆8