こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、以前にも一度ブログで取り上げたことのある濃厚煮干し系の人気店『麺処 晴』。
「いや、一回取り上げたことあるならもう一回書かなくてもいいじゃん」という声が聞こえてきそうですが、ちょっと待ってください。
このお店は“使う煮干しが毎日変わる”のが特徴なので、やろうと思えば向こう一生『麺処 晴』だけの記事を書き続けるブログになることもできるのです(しませんけど)。
ということで再び、そしておうち麺期間で溜まった濃厚煮干し欲を満たすべく、濃厚でニボニボしい一杯を食べに行ってきました。
行くたびに新しい濃厚煮干しと出会える『麺処 晴』へ
入谷駅から徒歩1分、日暮里駅から徒歩5分、(この情報を忘れていたヒビ機は)上野駅から徒歩15分くらいのところにある『麺処 晴(めんどころ はる)』。
2012年7月オープン。
使う煮干しが毎日変わるのが特徴の煮干しラーメン店で、過去には「食べログ百名店」にも選出された実力があります。
メニューはこんな感じ。
基本は「中華そば」「塩そば」「濃厚そば」の3本で、その他ごはんものやトッピング、ドリンクといったラインナップです。
今回は、前回同様「特製濃厚そば」をポチり。
この日の煮干しは“鯵2種背黒青白”でした(ちなみに前回は鯵背黒2種)。
現金対応の「和え玉」もあるので、これは後ほど注文します。
セメント色のスープが食欲そそる「特製濃厚そば」が到着!
待つこと数分。食欲そそる強烈な煮干しの香りと共に「特製濃厚そば」(1,070円)が到着。
セメント色と呼ぶにふさわしい超濃厚スープに細麺が沈み、チャーシュー、味玉、岩海苔、海苔、玉ねぎ、ネギなどがトッピングされています。
この時点での前回との大きな違いはチャーシューが2→1種類になっているところくらいですかね。
スープは煮干しの旨味と苦味がググッと迫るオトナな味わい。
まずはスープから一口。
これよ……! この苦味よ……!
この日のスープは濃厚煮干しらしい強い旨味とほろ苦さはあれど、口に入れた瞬間の鋭いインパクト勝負ではなく、広い範囲でググッと時間をかけて迫り来るような濃厚さ。
これだけ煮干しが強いのに塩味は抑えめという点もポイント高いですね。
麺は角のある中細ストレート。
プツツツッとした歯切れの良い食感で、噛んだ時に感じる小麦の味の輪郭もはっきりしています。
強い煮干しに寄り添うトッピングも逸品揃いだ!
チャーシューはおそらく低温調理によるレアタイプ。
周りを見る感じだと、ローストされているようにも見えますね。
肉質はレアチャーらしいムッチリとした柔らかさで、周りの芳ばしさと肉の甘みがスープの苦味と上手く絡んでいます。
味玉は白身が完全に茶色になるほどよく浸かった半熟タイプ。
白身からも黄身からも甘じょっぱいタレが溢れる逸品で、これまたスープの苦味と上手く絡んでいます。
「和え玉」はリセットとして一口啜って後はドボンすべし。
麺を半分ほど食べ終えたところで「和え玉(醤油)」(200円)も注文。
こちらは塩分も甘味もやや控えめなチューニングなので、もちろんそのままでも美味しいですが、口をリセットする意味で一口啜って後はドボンして楽しむのがオススメです。
まとめ
ニボニボしくも尖りすぎない、オトナな苦旨さのある煮干しラーメンでした!
構成が似ていたのでスープの味は前回と似た方向性でしたが、トッピングがさらに美味しくなっていましたね。
次は鯵以外のなにか面白そうな煮干しの日を狙ってみようと思います(使う煮干しはお店の公式ツイッターをチェック)。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:つまようじ
卓上調味料:酢、七味、胡椒
タイプ:ニボニボ系
エリア:上野 / 浅草 / 日暮里
推し麺度:☆8