こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年4月に東銀座に誕生した、マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店……っと、失礼。『マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店』。
ここまでストレートなネーミングのラーメン店は有楽町付近に『ラーメン』って名前のラーメン店があったようななかったような気がしますが、それはともかくインパクト大。
しかもマグロ卸が運営してるという点も面白い。
と言うことで早速、マグロ卸のマグロ丼とラーメンを食べに行ってきました。
マグロ卸(中略)を食べに『マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店』へ
東銀座駅から徒歩2分くらいのところにある『マグロ卸のマグロ丼とラーメンの店』。
2020年4月16日オープン。
店名の通り、マグロの卸業者(株式会社 スズヨシ)が運営する、マグロ丼とラーメンが食べられるお店です。
元は勝どきの系列店『TOYOMI FISHERIES TERRACE』で限定提供されていたものを定番化させたみたいですね。
メニューはこんな感じ。
ラーメンは「濃厚海老ソバ」と「淡麗旨味ソバ」の2本で、その他「マグロ丼」をはじめとする丼メニューやドリンクと言ったラインナップです。
今回は、ラーメンの看板と思しき「濃厚海老ソバ」と、マグロ丼もチェックしなきゃと言うことで「ミニマグロ丼」をポチり。
海老がグワッと香る「濃厚海老ソバ」が到着!
待つこと数分。気圧されるほどの海老のいい香りと共に「濃厚海老ソバ」(990円)が到着。
海老のビスクを思わせるオレンジがかったスープに中細麺が泳ぎ、ソフトシェルシュリンプ、鶏チャーシュー、バルサミコペースト、海苔などがトッピングされています。
「ラーメンはマグロじゃないんかい」というツッコミが聞こえてきそうな気もしますが、この海老海老しさは期待できそうですよ。
スープは海老の旨味と甘みが強烈に押し寄せる濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
海老、ドーーーン!!!!
スープを口に含んだ瞬間、海老の旨味と甘みがグワッと強烈に押し寄せてきました。
しかし、鶏ダシで割っているからでしょうか。海老味噌や海老豚骨のような長引く重さはなく、グワッと押し寄せてサッと去る波のような味わい(?)です。
麺は「菅野製麺」製の細ストレート。
芯を感じるポツポツとした食感が心地よく、スープとの絡みも良好です。
殻が芳ばしいソフトシェルシュリンプやしっとりな鶏チャーも美味い!
こちらは殻まで食べられるというソフトシェルシュリンプ。
確かに殻は柔らかく、噛んだ時にふわっと広がる殻の香ばしさが絶妙。
海老自身の旨味やプリッとした身質、味噌の濃厚さも一緒に感じられる逸品です。
鶏チャーシューはハーブソルトが使われているのか、ほのかに抜ける爽やかな香りがいいアクセントに。
フルーティーな酸味が心地いいバルサミコペーストもナイス味変。
マッシュポテトと混ぜているため、そこまで酸味がキツくないのもポイントですね。
「ミニマグロ丼」は赤身の旨味が濃い“さすがマグロ卸”な逸品!
〆は“マグロ卸”の「ミニマグロ丼」(400円)で。
基本的にラーメンしかレポらないので語彙力には目を瞑って欲しいですが、さすがマグロ卸のマグロ丼なだけあって、赤身の旨味が非常に濃いのが特徴。
漬けダレも程よい塩味で、ワサビの爽やかな辛みと酢飯の甘酸っぱさとのハーモニーもたまりません。
まとめ
海老海老しいラーメンも“さすがマグロ卸”なマグロ丼もハイクオリティな一軒でした!
正直なところラーメンはサブ的な位置付けかと思っていましたが、“海老ラーメン専門店”と店名に入っていてもおかしくないくらいのクオリティでしたね。
淡麗メニューも気になるので、マグロ丼と一緒にまた食べにこようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時前で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、おしぼり
卓上調味料:七味、醤油、旨辛香味オイル、割り用の昆布だしスープ(申告制)
タイプ:その他
エリア:銀座 / 新橋 / 有楽町
推し麺度:☆8