こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年6月に新橋にオープンしたばかりの、鶏や豚骨や魚介を高圧釜で炊いたスープが特徴のつけ麺専門店。
しかもそのお店は、以前小岩で人気を博し、そこから1年間の修行を経て移転リニューアルしたお店とのこと。
そんな凄そうなお店ときたら行かないわけにはいかないということで早速、技術を磨いて帰ってきた一杯を食べに行ってきました。
高圧釜で炊く濃厚つけ麺を食べに『周郷』へ
新橋駅から徒歩2分くらいのところにある『麺屋 周郷(すごう)』。
2021年6月18日オープン。
京成小岩『麺屋 寿』の店主が(寿の閉店後)一年の研究&修行を経て移転リニューアルさせた、鶏や豚骨や魚介を高圧釜で炊いた濃厚スープが特徴のつけ麺が人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「つけ麺」1本で、その他トッピング違いや単品、ご飯ものといったラインナップです。
今回は、「煮玉子つけ麺」をポチり。
小・中・大から選べる麺の量は“中”でお願いしました。
動物魚介の良い香りと共に「煮玉子つけ麺」が到着!
待つこと数分。動物魚介の良い香りと共に「煮玉子つけ麺」(1,000円)が到着。
麺は綺麗に折り畳まれた丸い太ストレート。
豚骨白湯(パイタン)の白味の強いスープには、柚子、刻み玉ねぎ、芽ネギ(?)がトッピングされています。
別皿で添えられてトッピングは、2種類のチャーシュー、煮玉子、自家製メンマ、海苔といった顔ぶれです。
スープは豚骨のクリーミーさと魚介が凝縮された濃厚な味わい!
まずはスープから一口。
待って。めちゃくちゃ美味い。
スープを口に含んだ瞬間、まずは豚骨と鶏のクリーミーで濃厚な旨味甘みがグゥゥゥゥゥゥゥゥンワッと押し寄せてきました。
そしてすぐ後ろから魚介節のパンチの効いた旨味がやってきますね。
ちなみに塩分はそのままでも飲めるくらいの塩梅。
ですが濃度(粘度)がすごいので、ちゃんとつけ麺のスープとして成立しています。
麺は「菅野製麺」製の丸みを帯びた太ストレート。
そのまま食べても物足りなさを感じないほどの小麦の香りと甘みがあるので、濃厚なスープにつけても負けず、良いバランスを保っています。
歯が沈んでいくようなモッチリとした食感と啜り心地の良い滑らかな麺肌もポイントですね。
肩ロースとバラのチャーシュー、自家製メンマ、煮玉子、海苔も逸品揃い。
普段はあまりフォーカスしませんが、メンマが地味に良い仕事しています。
終盤は“豚骨スープで割る”「特製の〆」を味わうべし!
最後は3種類の薬味と味変したスープを楽しむ「特製の〆」(無料)で〆。
ヒビ機は麺を食べ終えてからお願いしましたが、麺を少し残した状態でお願いすることをオススメします(理由は後述)。
スープ割りといえばダシで“薄める”のが一般的ですが、こちらはつけ麺になる手前の豚骨スープで“ラーメン化”させる珍しいタイプ(なので麺は少し残した方がいいです)。
そしてラーメン化したスープは、豚骨のクリーミーな甘みがブーストされ、まるでシチューのようなぽってり濃厚な味わいに。
重くなってきたら、玉ねぎ、柚子、ゆかりご飯といった清涼感のある薬味で味変できるのも嬉しいですね。
まとめ
動物系のクリーミーさと魚介系の旨味が押し寄せる、低重心な美味しさの一杯でした!
なんと言いますか、つけ麺を食べにきたのにコース料理を食べたかのような満足感がありましたね。
〆のスープで麺を食べたいので、また近いうちに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
【東京ラーメンタル】のTwitterもよろしくね!
●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:つけ麺の適温
提供時間:9分(つけ麺の標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日17時半で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、紙エプロン、アルコール消毒液
卓上調味料:レモン酢
タイプ:つけ麺
エリア:銀座 / 新橋 / 有楽町
推し麺度:☆9