こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年6月に神田にオープンしたラーメン店。
どうやらそのお店は『麺処 夏海』出身の職人とイタリアで修行を積んだシェフがタッグを組んで開発したラーメンが食べられるとのこと。
そんな凄そうなラーメンがあると聞いたら行かないわけにはいかないと言うことで早速、名店同士の夢のタッグ(?)な一杯を食べに行ってきました。
名店同士のタッグな一杯を食べに『神田クオーレ』へ
神田駅、新日本橋駅から徒歩3分くらいのところにある『ラーメン神田クオーレ』。
2021年6月10日オープン。
和牛とトリュフがメインのカジュアルイタリアン『神田CUORE』のランチタイムに営業する、ラーメン×イタリアンがコンセプトのラーメン店です。
厨房に立つ木村 達男氏は、『麺処 夏海』での修行の他『日本橋麺処 こはる』の店主経験もある方。
タッグを組むのは、ミシュラン1つ星『アンティカ オステリア ダ チェーラ』出身の栗原 開氏と、ガンベロロッソ(イタリア版ミシュラン的なガイドブック)掲載店『サーレフィーノ ビーノ エ クチーナ』出身の畠中 亜由美氏。
メニューはこんな感じ。
基本は「SALT」「SOY」に1日15食限定の「サーロインラーメン」と限定を合わせた4本で、その他トッピングと言ったラインナップです。
ラーメン好きとしてはサーロインが気になるところですが、今回は初訪なので「SALT」を注文。
鶏のいい香りと共に「SALT」が到着!
待つこと数分。鶏のいい香りと共に「SALT」(900円)が到着。
黄金色に輝くスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、ネギ、トリュフペーストがトッピングされています。
メニュー説明には「干し貝柱・鯛干し等のだし」と書いてありますが、香り的にベースは鶏っぽいですね。
スープは鶏をベースに魚介やキノコが押し寄せる上品な味わい!
まずはスープから一口。
お上品ですぅぅぅぅ……!
スープを口に含むと、まずは鶏のスッキリとした旨味がやってきました。
そしてほぼ同時に、鯛や貝の魚介系のじんわり染みる旨味とミネラルを感じるまろやかな塩味が来ますね。
「上品」「繊細」「洗練された」という言葉が似合う味わいです。
トリュフペーストを溶かすと、今度はトリュフの香りが主役に。
ただ、存在感の塊のようなトリュフを繊細なスープに合わせても味の主導権が変わらないのは、作り手の技量と言ったところでしょうか。
麺は角のある細ストレート。
細麺ながらモチモチとした食感で、噛むごとに小麦の甘みが増していきます。
スープ同様、こちらも上品なタイプですね。
イタリアンの技法を使ったチャーシューはジューシーな逸品!
“霧島豚”を使ったチャーシューは、イタリアンの技法を使って仕込まれたスライスタイプ。
味付けは非常にシンプルですが、その分素材の良さが引き出されていると言いますか、肉自体の旨味を強く感じられます。
まとめ
スッキリとした鶏魚介にトリュフが香る、洗練された一杯でした!
スープは誰の意見がベースで〜 みたいな詳細は分かりませんが、3名の料理人のこだわりと技量が見て取れる一杯でしたね。
醤油やサーロインも気になるので、また食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:注いでくれる。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:おしぼり、紙エプロン、荷物入れ、アルコール消毒液
卓上調味料:なし
タイプ:塩
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8
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