今更ですが、創作麺がスゴい『麺や庄の』の“らーめん”の美味さをレポします。

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、都内を中心に展開するラーメングループ【MENSHO】の母店で、東京ラーメンタルではこれまで何度も“限定メニューを取り上げている”市ヶ谷の人気店『麺や庄の』。

普段から東京ラーメンタルを読んでいただいている、もしくは東京のラーメン情報に強い方なら「なぜ今さら『麺や庄の』なんて有名店を?」と思うかもしれませんが、実は限定メニュー(創作麺)ばかりで看板メニューは未食。

日本国内の【MENSHO】グループは全店制覇、本店にも何度も足を運んでいるのにそれは流石にアカンだろと言うことで、今さらながらこっそり食べに行ってきました。

ヒビ機
やっと行ったのね

看板の豚骨魚介ラーメンを食べに『麺や庄の』へ

外観

市ヶ谷駅から徒歩約3分の『麺や庄の(めんやしょうの)』。

2005年9月15日オープン。
ラーメンクリエイターの庄野智治さんが代表を務める【MENSHO】グループの母店(本店)で、二日間かけた熟成豚骨スープに魚介ダシを合わせた豚骨魚介ラーメン・つけ麺や月替わりの創作麺が人気です。

メニュー

メニューはこんな感じ。
基本は「らーめん」「つけめん」「釜玉つけめん」「旨辛和え麺」「豚骨清湯 塩」「豚骨清湯 醤油」と創作麺の7本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクと言ったラインナップです。

今回は、看板メニューの「特製らーめん」をポチり。

豚骨魚介のいい香りと共に「特製らーめん」が到着!

特製らーめん

待つこと数分。豚骨魚介のいい香りと共に「特製らーめん」(990円)が到着。

明るい白茶色のスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、穂先メンマ、海苔、ネギなどがトッピングされています。

スープは王道な豚骨魚介と“今っぽさ”を感じる洗練された味わい!

スープ

まずはスープから一口。

おっ……? なんか今っぽい……!

スープを口に含んだ瞬間、まずは魚介節のダシの旨味が広がりました。
そしてすぐ後ろから低重心でクリーミーな豚骨の旨味が合流し、アクセントに隠されているのか気のせいか、最後の方に柚子のような柑橘系の酸味がほんのりと。

構成としては平成に勢いがあった王道の豚骨魚介MIXですが、最後に感じたほのかな酸味によって“今っぽい洗練された味”になっていますね。

麺

麺は自家製の全粒粉入り中細ストレート。

啜ると同時に小麦の香りが広がり、噛むと微かに香ばしさをまとった小麦の味が口いっぱいに広がります。
ザクザクとした食感も麺の存在感を強めていますね。

ヒビ機
【MENSHO】グループは麺が特に美味いんだよな

ホロホロで上品なチャーシューや濃厚な味玉も美味い!

チャーシュー

チャーシューは煮豚タイプとレアタイプの2種類。

煮豚タイプは口に入れた瞬間に香ばしさと脂の甘みが広がり、舌で軽く押すだけでタレの甘じょっぱさと肉の旨味が溢れ出す逸品です。

ヒビ機
簡単に言うとバカうまよ
チャーシュー

低温調理のレアタイプは肉の甘みが引き出されていて、胡椒の香りもいいアクセントに。

煮豚タイプとは系統が違いますが、どちらもスープに馴染んでいますね。

味玉

味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。

スープがかかることで完成する塩梅のタレが染みていて、そのままでも浸しても黄身の濃厚な味が舌に絡みつく、間違いない美味しさです。

まとめ

王道な豚骨魚介でありつつも今っぽいエッセンスを感じる、洗練された一杯でした!

これまで食べてきた創作麺の美味しさはこの軸があってこそとも思える、仕上がり切った美味しさでしたね。
ようやく看板メニューを食べられたので、個人的には満足です。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

ヒビ機
今回めっちゃ自己満だったな

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分
お冷:セルフ。冷たい麦茶
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ヘアゴム、荷物入れ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、唐辛子

タイプ:MIX系
エリア:四ッ谷 / 市ヶ谷 / 飯田橋
推し麺度:☆8.5

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