こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、市ヶ谷の名店『麺や庄の』。
こちらは以前一度ご紹介したお店ですが、毎年2月と言えば……。そうですね、常識ですね。チョコラーメンの季節です。
ということで、2023年の限定「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」を食べに行ってきました。
チョコラーメンを食べに『麺や庄の』へ
市ヶ谷駅から徒歩約3分の『麺や庄の(めんやしょうの)』。
2005年9月15日オープン。
ラーメンクリエイターの庄野智治さんが代表を務める【麺庄 / MENSHO】グループの母店(本店)で、二日間かけた熟成豚骨スープに魚介ダシを合わせた豚骨魚介ラーメン・つけ麺や月替わりの創作麺が人気です。
メニューはこんな感じ。
基本は「らーめん」「つけめん」「釜玉つけ麺」「旨辛和え麺」と限定の計8本で、その他トッピングやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
今回は、お目当ての「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」をポチり。
「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」が到着!
待つこと数分。スパイシーな味噌の香りと共に「味噌とモーレのチョコレートつけ麺」(1,400円)が到着。
味噌とモーレのスープには、チャーシュー、穂先メンマ、ネギ、スターアニス、四川唐辛子(?)、ドライトマト、青菜、ネギ、チョコソース、乾燥ハーブなどがトッピング。
麺鉢にはチョコレートを練り込んだ自家製麺が綺麗に折り畳まれ、鴨チャーシュー、オレンジ、ナッツ、ココアパウダー、ハーブがトッピングされています。
スープやトッピングも気になりますが、せっかくなのでまずは麺だけで食べてみましょう。
チョコレート色の麺は意外にも蕎麦のような味わい!
まずは麺を一口。
ほぉ〜! 面白っ!
表面はザラザラとした質感で、締めているのでコシも強め。
“チョコレート麺”ということでチョコの風味がするかと思いきや、味のメインは普通の麺と同じく小麦の甘みで、チョコ要素(おそらくカカオの風味)は蕎麦に似たほろ苦さにありますね。
スープは味噌とスパイスを感じる複雑な美味しさ!
続いては味噌とモーレのスープを一口。
こっちも面白ぇ〜!!
こちらは完全に初めましての味なので表現が難しいですが、最初に感じるのはクミンのスパイス感とスターアニスの甘い香り。
その次にくる旨味の主体は味噌で、「チョコレート味!」というものは感じませんが、これまたコクやビターな部分がカカオなんだろうなといった感じですね。
ちなみに“モーレ”は、唐辛子、スパイス、ナッツ、チョコレートなどを使ったメキシコ料理で一般的なソース(“モーレ”がソースを指す言葉)だとか。
麺をつけて食べても、もちろん美味しいです。
華やかなトッピングの数々も個性的で美味い!
トッピングはものすごい数あるので、特に印象に残ったものをピックアップ。
まずはこちらの鴨チャーシューですが、口に入れた瞬間に優しい薫香が鼻を抜け、しっとりとした肉を噛むと濃い旨味がじゅんわりと。
少しクセのある肉(猪や鹿)とチョコレートが合うのは知っていますが、鴨もよく合いますね。
ドライトマトは、凝縮された旨味と甘酸っぱさが味噌モーレに対して良いアクセントに。
チョコソースは唯一チョコ味です(?)。
まとめ
味噌とスパイス感が複雑に絡み合う、芸術的な一杯でした!
毎年色々なチョコラーメンを食べていますが、【麺庄】グループはチョコを飛び道具ではなく一つ調味料として扱っているので、食べてて驚きがありますね。
お店の方に訊いたところ、2023年2月14日までの期間限定(1日20〜30杯くらい)とのことなので、気になる方はお早めに。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややこってり
温度:つけ麺の適温
提供時間:19分(遅め)
お冷:セルフ。冷たいお茶
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、紙エプロン、ヘアゴム、荷物入れ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:胡椒、一味
タイプ:その他
エリア:四ッ谷 / 市ヶ谷 / 飯田橋
推し麺度:☆8
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