全力で牛!全力で美味い!“マタドール”出身の新店『らぁ麺屋のさかいさん』北千住

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、2023年8月に北千住に誕生したラーメン店『らぁ麺屋のさかいさん』。
こちらは以前この場所にあった『柳麺 マタドール』の店長の独立店で、【マタドール】の代名詞でもある牛をふんだんに使ったラーメンが食べられるとのこと。

そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、マタドール仕込みの「牛中華」を食べに行ってきました。

ヒビ機
この場所に牛骨が帰ってきたってわけね

“牛中華”を食べに『さかいさん』へ

外観

北千住駅から徒歩約2分の『らぁ麺屋のさかいさん』。

2023年8月23日オープン。
牛骨ラーメンの雄『牛骨らぁ麺 マタドール』の弟子、『柳麺 マタドール』『間借りらぁ麺 さかいさん』の店長 さかいさん が営む、牛骨スープを使ったラーメンが人気のお店です。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「中華そば」「塩らぁ麺」「味噌らぁ麺」などの約6本で、その他トッピングやご飯ものといったラインナップです。

今回は、看板の「牛中華」をお願いしました(この日は券売機故障で口頭注文。現在は直った模様)。

牛と醤油のいい香りと共に「牛中華」が到着!

牛中華

待つこと数分。牛と醤油のいい香りと共に「牛中華」(1,200円)が到着。

深い琥珀色をしたスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、細竹の子、油かす、味玉、なると、ネギ、海苔などがトッピングされています。

スープは牛の甘みを乾物の旨味が支えるリッチな味わい!

スープ

まずはスープから一口。

おぉ…これはすごいぞ…!

スープを口に含んだ瞬間、まずはリッチな牛脂の甘みが広がりました。
牛系のスープはこの甘みが終始目立っていることが多いですが、このスープは乾物系や醤油の低域で太い旨味がしっかり支えているので、牛のネガティブな部分やすき焼きっぽさがないですね。

最後に本店に行ったのは数年前ですが、それでも確実に本店とは違うニュアンスの味わいです。

麺

麺は「三河屋製麺」製の全粒粉入り細ストレート。

ツルツルとした麺肌で啜り心地が良く、食感は少し柔らかめ。
小麦の風味も丸めですが、全粒粉が入っているからか(?)このスープと合わせてもちゃんと感じられます。

牛チャーシューや油かすなどの牛トッピングも美味い!

チャーシュー

チャーシューは牛バラの低温調理(スチコン?)タイプ。
こちらは全力で牛の旨味甘みをプッシュした一品で、スープで熱が入るとトロけるような肉質に。

前半に食べてもいいですが、後半まで取っておいて(スープに沈めておいて)スープの牛感を増してから食べてもいいですね。

油かす

こちらは牛の小腸を揚げた“油かす”。

プリプリ・カリカリとした食感で、揚げの香ばしさとコラーゲンの甘みのコントラストがいいアクセントになっています。

ヒビ機
これは結構“センスなトッピング”だな
味玉

味玉(白い味玉)は黄身の中心まで熱が入ったほぼ固茹でタイプ。
“白い”だけあって味付けはシンプルで、舌に絡みつくような黄身のコクが箸休めになる一品です。

まとめ

牛の甘みを乾物系と醤油の旨味が支える、リッチな一杯でした!

牛を全面に出しつつも嫌味のない味にまとめるのは、さすがマタドール出身と言ったところですね。
他の味、特に『みそ味専門 マタドール』時代の復活かもしれない「味噌らぁ麺」が気になるので、また食べに行こうと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:9分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時半で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、おしぼり、紙エプロン、ヘアゴム、荷物入れ、アルコール消毒液
卓上調味料:なし

タイプ:醤油
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆8

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