こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、数年前にブームを起こし、今もなお新店がオープンしているジャンル“牛骨ラーメン”のパイオニアとも言えるラーメン店。
実は数年前に一度食べているのですが、久しぶりに食べたくなったので行ってきました。
牛骨ラーメンのパイオニア的存在の『牛骨らぁ麺 マタドール』へ
北千住駅から徒歩4分くらいのところにある『牛骨らぁ麺 マタドール』。
(昼の部の終わりギリギリに行ったのでシャッター閉まった写真になってしまいました)
2011年7月オープン。
牛骨をメインに使ったスープやチャーギュウ(自家製ローストビーフ)など、牛尽くしなラーメンを提供するお店で、東京における“牛骨ラーメン”のパイオニア的な存在でもあります。
メニューはこんな感じ。
醤油、塩、つけ麺、油そば、台湾まぜそば(不定期の限定)など、様々なラインナップですが、今回は左上の初心者マークの「贅沢焼牛らぁ麺」をポチり。
ちなみに、月曜日は『まぜそば専門 闘牛脂』として営業していましたが、しばらくの間は休みとのこと(2019年5月現在)。
チャーギュウが敷き詰められた「贅沢焼牛らぁ麺」が到着!
待つこと数分。すき焼きにも似た上品な醤油の香りと共に「贅沢焼牛らぁ麺」(1,050円)が到着!
深い醤油色のスープを覆うようにチャーギュウが敷き詰められ、その下には牛すじ煮込み、メンマ、味玉、玉ねぎ、ネギなどがトッピングされています。
スープはすき焼きの割り下のような甘みの強い味わいで美味い!
まずはスープから一口。
やっぱりここの牛ダシはうめぇ……!
牛の甘みの強いダシと醤油が合わさることによって、まずはすき焼きの割り下のような上品な甘みがブワッと広がりました。
牛骨、牛アキレス、牛すじを軸に、魚介や乾物など30種類以上の素材から取られているらしく、上澄みの牛油が少なくなる中盤では魚介や乾物の和ダシが顔を出し、終盤には牛すじ煮込みによって牛が強まる面白さもあります。
麺は全粒粉入りの細ストレート。
透明感があり、しなやかで柔らかい食感。食べ応えで言うと繊細なタッチですが、啜った時の小麦の香りは強いので満足感はありました。
高級志向のラーメンでよく使われるタイプですが、この麺は一線を画していますね。
トッピングは牛尽くし! チャーギュウはもちろん牛すじも絶品だ!
チャーシュー代わりに乗るのはチャーギュウ(自家製ローストビーフ)。
低温調理タイプですが、おそらく最近の主流である真空低温調理ではなく、昔からあるスチームコンベクションオーブンを使ったもの。
そのため少し水分が失われている感じはありますが、肉の旨味は噛めば噛むほど増していき、美味しかったです。
こちらは牛すじを煮込んだもの。
甘じょっぱく煮込まれていて、ホロホロかつトロトロ。
そのままバクッと食べても美味しいですが、スープに溶かして牛のコクを移しながら食べた方がベターですね。
味玉は黄身の中心がゼリー状の半熟タイプ。
黄身の甘みがはっきりしていて、個人的にかなり好みの味玉でした。
まとめ
すき焼き風のスープが上品でトッピングが贅沢な牛骨醤油ラーメンでした!
今ではオーソドックスになった牛骨ラーメンですが、醤油味となると『マタドール』が一番強い(好き)ですね。
しばらく経ったらまた同じものを食べて「やっぱこれだよ!」って言おうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:7分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日14時前で待ち時間20分
備品:つまようじ、ティッシュ、おしぼり、紙エプロン、ヘアゴム、荷物置き
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:千住 / 綾瀬 / 葛飾
推し麺度:☆8