※『Renge no Gotoku』としてリニューアルしました。
もうすっかり夏。
アイスやかき氷、冷やし中華を食べて身体をクールダウンさせるのもいいですが、あえてガッツリボリューミーなものや辛いものを汗だくになりながら食べるのも乙なもんです。
さて、今回紹介するのは後者。
汗が身体の底からじわじわ噴き出るような辛さと、ガッツリボリューミーな揚げ物が乗った担々麺を食べに行ってきました。
渋谷で長く愛される“排骨”が乗った担々麺が人気のラーメン店『亜寿加』
渋谷駅から徒歩2分くらいのところにある『亜寿加(あすか)』。
“排骨”(パイク―)という豚の唐揚げのような揚げ物がドカンと乗った担々麺が人気のお店。
昔は中華料理店でしたが、92年にラーメン専門店に。それからずっと渋谷の駅チカで続けられているという事は、このお店が美味しいという事のひとつの指標になりますよね。
店内は厨房を囲うような形のカウンター席のみで、活気あふれる賑やかな雰囲気。
口頭注文の先払い制。オーダーして財布をガサガサしている段階でおつりの金額を差し出されるという神プレイをさっそく見せつけられました。
丼を占拠するほどドデカい排骨が乗った「排骨担々めん」が到着!
今回いただいたのは「排骨担々めん」(980円)
まず目を惹くのは丼を占拠するほどドデカい排骨ですよね!
待っている間に厨房で排骨を切る様子をジロジロ観察していましたが、「ザクッザクッ」と耳に良い音を奏でていたので自然と期待が高まります。
排骨の他のトッピングはチンゲン菜のみという潔さ。
スープは見た感じゴマ主体の濃厚タイプではなく、スッキリした辛さのサラッとタイプ。
ちなみに“排骨”の読み方は「パーコー」や「パイコー」など様々ですが、『亜寿加』での読み方は「パイコー」。
メニューにはふりがな無いのでご注意(初めて来た時読めなくて焦った)。
排骨は外はサクッと中はジューシー!五香粉のスパイスが効いてて美味い!
まずは排骨からパクり。
衣はサクッと小気味いい音を立てる軽やかな食感、噛むことでジュワッと押し出されるように肉汁が!
五香粉で下味がついているのか、八角の独特な甘いスパイス感があります。
また、スープにしばらく浸してから食べても美味し。
サクサクだった衣はスープを吸ってモチっとし、スープの辛さも乗ってナイス。
動物系のコクが前面に出たスッキリした辛さのスープも美味し。
スープは動物系のコクが前面に出たスッキリした味わい。
ゴマ主流の濃厚タイプではないものの、動物系のダシと唐辛子のスッキリした辛さの後の余韻としてゴマの香ばしさを感じました。
ちなみに辛さのレベルは普通くらい。
身体の芯が温まってじわじわ汗が噴き出て来るような辛さです。
麺はストレート細麺。
ザクッとした食感で啜り心地と喉越しが良く、スープをしっかり持ち上げてくれます。
最期に忘れてはならないのがチンゲン菜。
切る事なく豪快にまるごと入っていて、葉の苦味と茎のシャキシャキ感がいいアクセントになっています。
スープに沈んでいるため写真では分かりにくいですが、この時はたっぷり7本入っていました。
まとめ
ジューシーでドデカい排骨が食べ応え抜群な、スッキリした辛さの担々麺でした!
ちなみに他には汁なしや冷やしなどもありましたが、個人的にはアツアツのスープを吸った排骨こそ一番美味い状態だと思うので、汗だくになりながらも汁ありの熱い麺をオススメします。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややこってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:3分(早め)
お冷:二杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:日曜12時半前で待ち5名。3分で着席
備品:つまようじ
卓上調味料:胡椒・酢・高菜
タイプ:担々麺 / 汁なし担々麺
エリア:渋谷 / 恵比寿 / 代官山
推し麺度:☆8