こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、つい先日オープンした国分寺『紅麗』や『麺処 景虎』、『RAMEN火影』などをプロデュースし、亀有『つけ麺 道』や、先日発売された「TRYラーメン大賞」の新人賞で一位に輝いた雑色『宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀』の店主を輩出した名店中の名店。
あまりに有名なので「ラーメンマニアを自称しているなら一度は行ったことあるでしょ」と思われるかもしれませんが、実は恥ずかしながら未訪問……。
しかし、流石にそれはまずいなと思ったので、今更ながら初訪問を果たしてきました。
ラーメン界に多大な影響を与えた名店『麺処 ほん田』へ
東十条駅から徒歩5分くらいのところにある『麺処 ほん田』。
2008年2月オープン。
当時21歳という若さで店主となった本田裕樹氏が営む、手揉み麺を使った中華そばや濃厚豚骨魚介つけ麺など、様々な種類のラーメンが食べられるお店です。
全てを書くとものすごい量になるので割愛しますが、「食べログ百名店」「TRYラーメン大賞」をはじめとする数多くの賞を獲得したり、プロデュース業や若手の育成にも力を入れているお店でもあります。
メニューはこんな感じ。
基本は「手揉み中華蕎麦 醤油」「手揉み中華蕎麦 塩」「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 醤油」「濃厚昆布水の淡麗つけ麺 塩」「豚骨魚介ラーメン」「豚骨魚介つけ麺」の6本と言ったところでしょうか。
どれも逸品とのことなので迷いますが、今回は「特製 手揉み中華蕎麦 醤油」をポチり。
麺が手揉みの太麺かストレートな細麺か選べるとのことだったので、手揉みの太麺でお願いしました。
醤油のいい香りと共に「特製 手揉み中華蕎麦 醤油」が到着!
待つこと数分。醤油のいい香りと共に「特製 手揉み中華蕎麦 醤油」(1,150円)が到着。
背脂浮かぶ琥珀色のスープに手揉み麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、海苔、メンマ、小松菜、ネギがトッピングされています。
スープは動物系の旨味の上を醤油の香りが舞う奥深い味わい!
まずはスープから一口。
おぉ……醤油のコクが深ぇ……‼︎
スープを口に含むと、あっさりながらも厚みのある鶏の旨味、背脂の上品な甘みを土台に、醤油の香りがブワッと広がりました。
あくまでも醤油が主役と言った感じで、まろやかな塩味と少しビターで豆感のある深いコクがかなり長い間余韻として残ります。
ピロピロ、モチモチな手揉み麺もめちゃくちゃ美味い!
麺はスープをがっしり絡める手揉みの太縮れ。
ピロピロとしたランダムな啜り心地で、モチモチとしたコシの強さが特徴。
スープの持ち上げもよく、その分小麦の風味も立っているのでバランスも良好です。
チャーシューも味玉も仕事の丁寧さが半端じゃない。
こちらは低温調理と思われるレアチャーシュー。
噛むと肉汁がジュワッと溢れ出すジューシーさで、肉の甘みがかなり強い逸品です。
こちらは吊るし焼きタイプでしょうか。
口に含んだ瞬間に薫香がパァッと花開き、噛むたびに肉の旨味が増幅していきました。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
パッと見だと生の部分があるように見えますが、ちゃんと火は通っているという絶妙な茹で加減。
黄身の甘みとタレの甘みがコク深いスープに対していいアクセントになっています。
まとめ
動物系の旨味を土台に醤油の香りが花開く、味わい深い醤油ラーメンでした!
うまく言葉に表せない感覚的な部分だと思いますが、どこを取っても“俺の役割はこれ!”というどっしり構えた姿勢を感じました。
他のメニューも気になるので、少しずつ攻略していこうと思います。
では今回はこの辺で、ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:8分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時前で待ち時間40分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、荷物かけ
卓上調味料:酢、胡椒、一味
タイプ:醤油
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8