こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、真っ黒なスープが特徴的な“京都ラーメン”の老舗。
京都ラーメンと言えば遠い昔に高田馬場の『末廣ラーメン本舗』をご紹介しましたが、今回のお店はその本流となるお店。
元祖の『本家 第一旭 たかばし』や『末廣ラーメン本舗』は食べたことがありますが、そう言えばここは未訪問だったので、早速食べに行ってきました。
真っ黒なスープの京都ラーメンを食べに『新福菜館』へ
秋葉原駅から徒歩5分くらいのところにある『新福菜館 秋葉原店(しんぷくさいかん あきはばらてん)』。
2015年8月オープン。
1938年(昭和13年)に京都駅前東塩小路の屋台からスタートした、真っ黒なスープが特徴的な“京都ラーメン”が人気の老舗ラーメン店です。
夜営業のセットメニューはこんな感じ(昼はこれより若干安くなります)。
セットの他は「中華そば」や「焼きめし」の単品、「焼き餃子」やドリンクといったラインナップです。
今回は、『新福菜館』の看板がセットになった「中華そば(並)焼き飯(小)」をポチり。
動物ダシのいい香りと共に「中華そば」が到着!
待つこと数分。動物系ダシのいい香りと共に「中華そば(並)」(単品750円)が到着。
醤油をそのまま入れたかのような真っ黒なスープに中細麺が泳ぎ、煮豚、もやし、ネギがトッピングされています。
「中華そば(並)」と同じタイミングで「焼きめし(小)」も到着しましたが、まずはメインの「中華そば(並)」からいただきます。
スープは動物ダシと程よい塩味を感じるあっさりテイスト!
まずはスープから一口。
おぉっ! 程よいしょっぱさだしあっさりだ!
スープはその見た目とは裏腹に、豚骨や鶏ガラのスッキリとした旨味やラードの甘み、程よい塩味とほのかな酸味を感じる醤油が広がるあっさりとした味わい。
ラードや醤油のコクが深いため、レンゲがグイグイ進んでしまう牽引力があります。
麺はスープを吸った中細ストレート。
クニュッとした昔ながらっぽい柔らかめの茹で加減が心地よく、スープとの絡みも良好。
流行りの麺と比べると小麦の香りは控えめですが、この一杯にはこのくらいの主張がちょうどいいですね。
煮豚は噛めば噛むほど旨味が増すタイプ。たっぷりなのも嬉しい!
煮豚は噛めば噛むほど肉の旨味が増していく肉肉しい美味しさ。
デフォルトでもたっぷり10枚以上入っているのも嬉しいポイントです。
香ばしくて素朴な味の「焼きめし」も必食の逸品だ!
こちらは『新福菜館』のもう一つの看板である「焼きめし(小)」(単品430円)。
ラーメン同様こちらも真っ黒なビジュアルですね。
スプーンを入れると米一粒一粒がハラッと崩れるパラパラ具合で、頬張るとラードの香ばしさと塩胡椒と醤油で整えた素朴な味が口いっぱいに広がります。
まとめ
動物系ダシの旨味とコク深い醤油を感じる、ノスタルジックな醤油ラーメンでした!
旨味ガツン! みたいなインパクトではないものの、また食べたくなる中毒性のある一杯ですね。
このノスタルジックな味が食べたくなったら、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:ややあっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日19時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ
卓上調味料:ニンニク、胡椒、辛子味噌、酢、餃子のタレ、一味、ラー油
タイプ:醤油
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8