こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2019年11月18日にオープンしたばかりの鶏とマグロが主役のラーメンが食べられるお店。
その上、店主は赤羽にある『麺処 夏海』出身。つまり東十条の名店『麺処 ほん田』の血が流れる、間違いなく美味しいラーメンが食べられるお店ということ。
新店な上に名店出身というのはヒビ機にとって大好物! ということで、早速食べに行ってきました。
鶏とマグロが主役のラーメンを食べに『藤むら』へ
王子駅から徒歩3分くらいのところにある『麺屋 藤むら』。
2019年11月18日オープン。
赤羽の人気店『麺処 夏海(なつみ)』出身の店主が営む、鶏とマグロをメインに使ったラーメンをはじめとする、様々なラーメン・つけ麺が食べられるお店です。
メニューはこんな感じ。
まだオープン直後なのでメニューを絞って営業しているとのことですが、メインは「中華そば」「白湯煮干しそば」「濃厚つけ麺」の3本。その他ごはんものやドリンクと言ったラインナップです。
今回は、鶏とマグロが主役の「特製中華そば」をポチり。
鶏魚介のいい香りと共に「特製中華そば」が到着!
待つこと数分。鶏と魚介のいい香りと共に「特製中華そば」(990円)が到着。
少し濁りのある琥珀色のスープに中細麺が泳ぎ、3種類のチャーシュー、味玉、メンマ、紫玉ねぎ、海苔、三つ葉がトッピングされています。
ちなみに“特製”は、鶏むねチャーシュー、吊るし塩豚チャーシュー、味玉、海苔1枚が増量とのこと。
スープは鶏と魚介、醤油の旨味が広がる分厚い味わい。
まずはスープから一口。
旨味の層がめちゃくちゃ厚いな……!
スープを口に含んだ瞬間、丸鶏らしいふくよかな旨味と鮮魚(マグロのアラ)っぽくもあり節っぽくもある魚介の旨味がブワッと広がりました。
香りの中にはこれらに加えて香味野菜的な甘香ばしさもありますね。
また、カエシに使われている魚醤とマグロダシの相性がいいのか、スープとカエシの境界線が分からないほど一体感のある味にまとまっています。
麺は心の味食品製の角のある中細ストレート。
ズズッと啜れる滑りのいい麺肌と少し芯を残したパツパツとした食感が特徴。
小麦の香りも豊かなので、厚みのあるスープとのバランスも良好ですね。
3種類のチャーシューはどれも個性的で美味い!
チャーシューは鶏むね、吊るし塩豚、豚レアの3種類で、こちらは吊るし塩豚タイプ。
歯がサクッと入る柔らかい肉質で、噛んだ瞬間にスモーキーな香りと肉の旨味がブワッと広がりました。
“特製”か“チャーシュー増し”にしか乗らないみたいですが、このクオリティなら増してでも食べる価値アリですね。
続いては低温調理と思われる豚レアチャーシュー。
レアの中では厚みのある部類ですが臭みは全くなく、肉の旨味と甘みが強い逸品です。
最後は、これまた低温調理と思われる鶏むねチャーシュー。
水分量の多いしっとりとした肉質で、口に含んだ時に広がるハーブの香りがいいアクセントになっています。
味玉は黄身の中心がトロッとした半熟タイプ。
素材の味を活かしたシンプルな味付けなので、黄身のまろやかな甘みが引き立っています。
まとめ
鶏、魚介、醤油の旨味が一体となった、味の層が分厚い醤油ラーメンでした!
オープン間も無くまだブラッシュアップの余地があるのにこのクオリティとは恐ろしいですね……!
行列店へと成長する前に「白湯煮干しそば」を食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:6分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時前で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、荷物置き
卓上調味料:一味、昆布酢、胡椒
タイプ:醤油
エリア:大塚 / 巣鴨 / 駒込 / 赤羽
推し麺度:☆8