こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2023年2月に菊川に誕生したラーメン店『麺響 万蕾』。
こちらは元々千葉・松戸にあったお店で、煮干しダシと貝ダシを合わせた和風ダシのラーメンが人気とのこと。
そんなお店が出来……てからは少し時間が経ってしまいましたが、「そろそろ行列も落ち着いた頃だろう!」ということで食べに行ってきました。
和風ダシなラーメンを食べに『麺響 万蕾』へ
菊川駅から徒歩約4分の『麺響 万蕾(めんきょう ばんらい)』。
2023年2月23日オープン(移転前のオープンは2019年12月20日)。
神奈川・藤沢の名店『RAMEN 渦雷』『麺やBar渦』などで修行した店主が営む、煮干しダシと貝ダシを合わせた和風ダシのラーメンが人気のお店です。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油らーめん」「白醤油らーめん」「潮らーめん」「混ぜSOBA」の4本で、その他トッピングやご飯もの、「和え玉」やドリンクといったラインナップです。
今回は、看板と思われる「全乗醤油らーめん」をポチり。
魚介と醤油が香る「全乗醤油らーめん」が到着
待つこと数分。魚介と醤油のいい香りと共に「全乗醤油らーめん」(1,150円)が到着。
深い琥珀色をしたスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、メンマ、海苔、水菜がトッピングされています。
スープは煮干しと貝が押し寄せる力強い味わい!
まずはスープから一口。
うっわ、すっごいなこれ…!
スープを口に含んだ瞬間、少し苦味を伴った煮干しの複雑な旨味と大波のような貝の旨味がザッパザッパと押し寄せてきました。
合わせる醤油は塩味とコクの補助くらいの効きなので、煮干しと貝が引き立っていますね。
麺は「菅野製麺所」製の少し平たい角あり細ストレート。
“ムギュ”に近い跳ね返すようなコシがあり、噛んだ時に広がる小麦の風味も柔らか。
食感に特徴(存在感)があるので、スープとのバランスも良いですね。
しっとりとした肉質のチャーシューも美味い!
チャーシューは低温調理系の豚と鶏の2種類。
どちらも厚めなカットで、どちらも驚くほどしっとりとした肉質。
ですが無駄に水分を保持している感じではなく、適度に塩が入って(タレが入って)水が抜けつつもパサついてはいない、絶妙な逸品です。
味玉は黄身の中心がゼリー状の固茹で寸前タイプ。
黄身のコクを立たせつつもアクセントになる程度には甘じょっぱさが入っている、間違いない美味しさです。
まとめ
煮干しの複雑な旨味と貝の力強い旨味が押し寄せる、インパクトのある一杯でした!
和風なラーメンは色々な旨味が一つになっていることが多い気がしますが、ここは「煮干しは煮干し! 貝は貝!」とそれぞれが立っていて好みでしたね。
他のメニューも気になるので、また食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:4分(標準)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日13時前で待ち時間なし
備品:ティッシュ、ハンガー、アルコール消毒液
卓上調味料:なし
タイプ:醤油
エリア:両国 / 錦糸町 / 小岩
推し麺度:☆8