魚介と醤油がほっこり染みる。“八王子ラーメン”の次の名店『中華そば えにし』

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、2024年11月に八王子に誕生したラーメン店『中華そば えにし』。
こちらは『麺創研 紅』『壱発ラーメン』出身で『タンタン』とも関係のあるという店主が営むお店で、“八王子ラーメン”をベースとする一杯が食べられるとのこと。

そんなお店が出来たとなったら行かないわけにはいかないということで、食べに行ってきました。

ヒビ機
すごい肩書きだな

名手が作る八王子な一杯を食べに『えにし』へ

外観

八王子駅から徒歩約10分の『中華そば えにし』。

2024年11月26日オープン。
麺創研 紅』『壱発ラーメン』出身で『タンタン』とも関係のあるという店主が営む、“八王子ラーメン”をベースとしたラーメンが人気のお店です。

余談ですが、お店の場所は『ほっこり中華そば もつけ』があったところですね。

券売機

メニューはこんな感じ。
味の基本は「中華そば」の1本で、その他トッピング違いやご飯ものといったラインナップです。

今回は、看板に書かれていた“毎日手包みのワンタン”の文言(とプラス50円という良心的価格)に惹かれたので「ワンタン麺」をポチり。

香味油と魚介醤油香る「ワンタン麺」が到着!

ワンタン麺

待つこと数分。香味油と魚介醤油のいい香りと共に「ワンタン麺」(950円)が到着。

深い琥珀色をしたスープに細麺が綺麗に折り畳まれ、チャーシュー、ワンタン、青菜、メンマ、玉ねぎがトッピングされています。

ちなみに、デフォルトはチャーシューが2種類。「ワンタン麺」は煮豚チャーシューに代わってワンタンが入る感じですね。

スープは魚介を軸に油や玉ねぎを効かせた温かい味わい!

スープ

まずはスープから一口。

ほぉぉ…美味いねぇぇ…!

スープを口に含んだ瞬間、まず広がったのは香味油(ラード?)の香ばしい香り。
香りが抜けるとやや酸味のある力強い魚介と旨味の強い醤油が追いかけ、さらに後ろには動物系のあっさりとした旨味が構える。といったところでしょうか。

このままでも十分ですが、玉ねぎを溶かすと野菜の甘みとシャキシャキ感がプラスされて、より味に厚みが増しますね。

麺

麺は「田村製麺」製の角あり細ストレート。

ザクザクッとした歯切れの良いコシを持ちつつも、噛んだ時の風味は粉っぽくない柔らかい風味。
コシの持続は強い方ではないので後半は馴染む食感になりますが、どちらも温かい味わいのスープには合っています。

しっとりなレアチャーやテュルンなワンタンも美味い!

チャーシュー

チャーシューは低温調理のレア豚ロース。

しっとりジューシーな肉質で、提供直後は肉の甘みが、時間が経って熱が入ると肉の旨味が強く感じられる一品です。

ワンタン

ワンタンはテュルンとした大きめの皮に平たく小ぶりな肉餡が詰まった、喉越し(啜り心地)重視タイプ。

餡がたっぷり詰まった「俺が主役だ!」なワンタンも良いですが、この一杯には“程良くアクセントになるけど出張り過ぎないバランス”なこのワンタンが良いですね。

ヒビ機
メンマも地味に美味かったな

まとめ

力強い魚介を軸に香味油や玉ねぎが厚みを出す、味わい温かな一杯でした!

八王子ラーメンの経験値が少ないので王道なのか“ネオ”なのかの判断は出来ませんが、ふと食べたくなるような美味しさ(ご当地っぽい美味しさ)でしたね。
次は煮豚チャーシューも食べたいので、特製にしようと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:2分(早め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日18時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、ハンガー
卓上調味料:胡椒、酢、ニンニク

タイプ:醤油
エリア:立川市 / 八王子市周辺
推し麺度:☆8

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