こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2021年7月に築地にオープンした、岡山のご当地ラーメン“笠岡ラーメン”が食べられるお店。
そもそも“笠岡ラーメン”とは、養鶏と製麺が盛んな岡山・笠岡市で生まれた、親鶏を使ったチャーシューが特徴的な鶏醤油ラーメンのこと。
都内では三鷹『くじら食堂 bazar』が笠岡商工会議所の公認で提供していましたが、リニューアルにより休止。
そんな悲しい雰囲気漂う中で(?)新しく生まれたとなったら行かないわけにはいかないということで早速、築地の笠岡ラーメンを食べに行ってきました。
築地の“笠岡ラーメン”を食べに『TAKETONBO』へ
築地駅から徒歩2分くらいのところにある『笠岡らーめん TAKETONBO (たけとんぼ)』。
2021年7月5日オープン。
冒頭でも触れましたが、岡山・笠岡のご当地ラーメン“笠岡ラーメン”が人気のお店です。
築地駅の中に看板があったり外装・内装が豪華めであることから会社運営のラーメン店と思われますが、修行先や運営会社は今のところ非公開とのこと。
店頭には『カネジン食品』と『ラーメン進ちゃん』から祝花が。
『ラーメン進ちゃん』は栃木・佐野の“佐野ラーメン”を提供するお店なので、同じご当地ラーメン繋がりでしょうか。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油」「塩」の2本で、その他「焼餃子」などのサイドメニューやご飯もの、ドリンクといったラインナップです。
今回は「醤油 味玉入り 並盛」をポチり。
券売機の上には笠岡商工会議所からの使用許諾書も。
「笠岡ラーメン」は商標登録されているので、これがある=本物の証です。
鶏と醤油の良い香りと共に「醤油 味玉入り」が到着!
待つこと数分。鶏と醤油の良い香りと共に「醤油 味玉入り 並盛」(900円)が到着。
鶏油が浮かぶ琥珀色のスープに中細麺が泳ぎ、2種類の鶏チャーシュー、味玉、メンマ、九条ネギがトッピングされています。
スープは鶏魚介と醤油の旨味が引っ張る力強い味わい!
まずはスープから一口。
鶏と醤油効いてるねぇ〜!
スープを口に含んだ瞬間、まずは鶏油の甘みと醤油の香りがぶわっと広がりました。
そして鶏油が引くと、今度は鶏と魚介の牽引力のある力強い旨味が前に出てきます。
“親鶏”がキーワードな一杯なのでもっと鶏がグイグイくるかと思いましたが、意外と(?)魚介も効いていますね。
麺は「カネジン食品」製と思われる丸みを帯びた中細ストレート。
つるつるとした麺肌でモチッとしたコシがあり、噛んだ時に広がる小麦の風味も豊かです。
コリコリで旨味の詰まった親鶏チャーシューや味玉も美味い!
こちらは“笠岡ラーメン”の大きな特徴でもある親鶏チャーシュー。
コリコリ・ゴリゴリした強い歯応えがあり、噛めば噛むほど鶏の旨味とタレが溢れ出す逸品です。
鶏胸チャーシューは打って変わって低温調理のレアタイプ。
こちらはしっとりとした肉質で、肉の旨味とほのかなレア味が一口目から広がります。
味玉は白身までトロトロでタレがよく染みた半熟タイプ。
黄身の甘みやコクをタレがアシストする、間違いない美味しさです。
まとめ
鶏・魚介・醤油の旨味が牽引する、力強い味わいの一杯でした!
三鷹『くじら食堂 bazar』や恵比寿『綾川』もそうですが、親鶏のラーメンは一度味わうとクセになりますね。
次は「塩」を食べてみようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:5分(標準)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日11時で待ち時間なし
備品:紙ナプキン、つまようじ、おしぼり、紙エプロン、ヘアゴム、アルコール消毒液
卓上調味料:ラー油、酢、醤油、一味、胡椒
タイプ:醤油
エリア:築地 / 湾岸 / お台場
推し麺度:☆8