こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、以前ご紹介した蒲田の『麺屋 まほろ芭』の本店。
『まほろ芭』では牡蠣煮干や海老煮干といった珍しい組み合わせのラーメンが食べられますが、こちらの煮干しは烏賊煮干(いかにぼし)というこれまた珍しい組み合わせ。
烏賊と煮干しがどのような化学反応を起こすのか、めちゃくちゃ気になったので食べに行ってきました。
烏賊と煮干しの濃厚ラーメンを食べに『麺屋 ねむ瑠』へ
本郷三丁目から徒歩2分くらいのところにある『麺屋 ねむ瑠(ねむる)』。
2015年9月オープン。
烏賊と煮干しを組み合わせた濃厚なラーメンが人気で、ラーメン業界で権威のある「TRYラーメン大賞」の2016-2017の新人賞MIX部門(まだにぼし部門ができる前)で4位、「食べログ ラーメン 百名店 TOKYO 2018」を受賞した実力のあるお店です。
メニューはこんな感じ。
一番肝心な列を切ってしまいましたが、一番上に「烏賊煮干 醤油」の列があります。
今回は看板メニューの「濃厚 烏賊煮干 中華そば」の醤油と「そのまま食べられる替え玉」をポチり。
磯と煮干しの香りと共に「濃厚 烏賊煮干 中華そば」が到着!
待つこと数分。磯と煮干しの香りと共に「濃厚 烏賊煮干 中華そば」(780円)が到着。
一般的なニボニボ系より明るい色のスープに細麺が泳ぎ、チャーシュー、三つ葉、カイワレ、玉ねぎがトッピングされています。
スープは煮干しと烏賊わたがMIXされた磯感のある濃厚テイスト!
まずはスープから一口。
なるほど……! 烏賊はこう来るか……!
スープが舌に触れた瞬間にまず広がるのは、いわゆるニボニボ系っぽい煮干しの旨味と苦味。
ただ、それとほぼ同時に烏賊のわたの磯っぽい香りも広がり、なんとも中毒性のありそうな味わいにまとまっています。
カエシは醤油と烏賊のいしる(魚醤)を使っているらしく、感じる塩味も磯っぽいです。
麺は菅野製麺製の角のある中細ストレート。
ポキポキとした食感や麺の形状はこの手のラーメンの定石ですね。間違いない美味しさです。
チャーシューは低温調理のレアタイプ。
噛めば噛むほど肉の旨味が口いっぱいに広がり、胡椒の香りもいいアクセントになっています。
「そのまま食べられる替え玉」はそのままでも入れても美味い
麺を食べ終えるタイミングで「そのまま食べられる替え玉」(180円)を注文。
まずはよく混ぜてそのまま一口。
煮干しオイルと醤油での味付けなのであっさりですが、ダシ感のある醤油がブワッと広がりました。
動物性のこってりとした油ではないので、このままでもスープに入れても美味しく食べられました。
まとめ
烏賊と煮干しが危険な中毒性を生む濃厚煮干しラーメンでした!
ニボニボ系のお店の中毒性は煮干しの濃度によるものが多いですが、ここは濃度ではなく烏賊のクセによるものなのでタチが悪いですね(マニア以外もハマりやすいという意味で)。
塩がどんな味か気になるので、また食べに来ようと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:こってり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:10分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時前で待ち時間5分ほど
備品:ティッシュ、つまようじ、ハンガー、荷物置き
卓上調味料:胡椒、烏賊のいしる(魚醤)、穀物酢、山椒オイル
タイプ:ニボニボ系
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8
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