こんにちは。東京ラーメンタルのヒビ機です。
今回ご紹介するのは、2020年4月に東十条から秋葉原に移転した人気店『麺処 ほん田』。
『麺処 ほん田』は以前ブログでもご紹介しましたが、どうやら移転に伴ってステルス的に(?)メニューの刷新もあったそう。
→なら行かなきゃならんじゃん。だってラーメン大好き好きくんa.k.a.新店大好き好きくんだもん。
ということで少し出遅れたものの、移転して進化したとウワサの一杯を食べに行ってきました。
天才の新たな一杯を食べに『麺処 ほん田 秋葉原本店』へ
秋葉原駅から徒歩1分くらいのところにある『麺処 ほん田 秋葉原本店』。
2008年に東十条で創業した同店が2020年4月15日にこの地に移転。
当時21歳という若さで店主となった本田裕樹氏が営む、「食べログ百名店」「TRYラーメン大賞」をはじめとする数多くの賞を獲得した経歴を持つ実力派のラーメン店です。
ちなみに、以前ブログでもご紹介した国分寺『紅麗』をはじめとするプロデュース業や、若手の育成にも力を入れているお店でもあります。
メニューはこんな感じ。
基本は「醤油」「塩」のラーメン・つけ麺と「汁無し担々麺」の5本で、その他トッピングやご飯ものやおつまみ、ドリンクといったラインナップです。
今回は、東十条時代に食べた“特製 手揉み中華蕎麦 醤油”のポジションと思われる「特製醤油」をポチり。
豊潤な醤油の香りと共に「特製醤油」が到着!
待つこと数分。ふわっと鼻を抜ける豊潤な醤油の香りと共に「特製醤油」(1,500円)が到着。
ほんのり濁りのある琥珀色のスープに中細麺が綺麗に整えられ、3種類のチャーシュー、味玉、メンマ、海苔、ネギなどがトッピングされています。
ビジュアル面での大きな変更は
・麺が手揉み中太から中細に絞られた(以前はこの2つから選べた)。
・スープの背脂とザク切りのネギがなくなった。
・鶏チャーシューが追加された。
・青菜がネギになった。
・丼ぶりがシンプルで上品なビジュアルになった。
といったところでしょうか。
スープは魚介・動物の旨味と醤油が調和した沁みる味わい!
まずはスープから一口。
んん〜! 沁みるねぇ〜!
スープを口に含むと、節や煮干しの魚介系と動物系のバランスの取れた旨味(乾物もいるかな)が醤油の香りと共にじんわりと舌に染み渡りました。
以前と比べると醤油に重きを置いていたのがバランスに傾いたというか、まろやかさが増して味の横幅が広がった気がします。
麺は移転に伴って変えたという自家製の中細ストレート。
写真では伝えきれませんが、しなやかでかなり長い(50cmくらいはありそう)です。
ただ、その分スープの持ち上げ力も高く、噛むとスープの上に小麦の風味がぷわっと広がる上品な味わいです。
丁寧な仕込みが伺えるトッピングも逸品ぞろいだ!
チャーシューは豚が2種類と鶏を合わせた計3種類。まずは豚から。
ピンクがかった見た目なのでレア系かと思いますが、フチが茶ピンクなので吊るし焼きの類いかもしれませんね。
分厚くカットされたチャーシューは噛むほどに肉の甘みとローストの芳ばしさが広がる肉肉しい美味しさで、かなりの食べ応えがあります。
写真は撮り損ねましたが、もう一つは写真の部位より脂多めで甘みが強い逸品でした。
続いて鶏チャーシュー。
調理炊飯器(?)から取り出していたので炊かれたものだと思いますが、ふっくらとした肉質でこちらも肉汁溢れるジューシーな逸品。
皮のプリッとした食感や甘みもいい仕事してますね。
味玉は黄身の中心がギリギリ固まるくらいの半熟タイプ。
甘じょっぱいタレが染みつつも素材の味も立たせたバランスの取れた美味しさです。
まとめ
以前より一体感と広がりを感じる、食材の旨味がじわじわと沁みる一杯でした!
都心に進出したのもあってか以前より味もビジュアルも洗練されたように感じました。
『麺処 ほん田』の進化は止まる所を知らないですね。
この麺で食べる塩も気になるので、また近いうちに食べに行こうと思います。
では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!
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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:17分(遅め)
お冷:2杯目からセルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日20時で待ち時間15分ほど
備品:紙ナプキン
卓上調味料:七味
タイプ:醤油
エリア:秋葉原 / 神田 / 水道橋
推し麺度:☆8