台湾鶏飯の味をラーメンに?レンゲが止まらない美味さの“白鶏麺”『鷹流』高田馬場

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こんにちは。東京ラーメンタルヒビ機です。

今回ご紹介するのは、鶏塩ラーメンで人気を博す高田馬場の人気店。
そしてその鶏塩ラーメンは、台湾夜市の屋台料理である“鶏飯(チーファン)”を元にして作られたとのこと。

そんな面白い誕生秘話(?)があるラーメンときたら行かないわけにはいかないということで、台湾の雰囲気が漂うかもしれない一杯を食べに行ってきました。

ヒビ機
ちなみに台湾(なごや)ではないよ

台湾の屋台料理が元の“白鶏麺”を食べに『鷹流』へ

外観

高田馬場駅から徒歩6分くらいのところにある『屋台らーめん 鷹流 高田馬場店(たかりゅう)』。

2008年12月1日オープン。
冒頭でも少し触れましたが、台湾夜市の屋台料理“鶏飯(チーファン)”の味をラーメンに昇華させた“白鶏麺(パイチーメン)”が人気のお店です。

余談ですが、高田馬場の本店の他、台湾に8店、中国に1店展開するワールドワイドなラーメン店でもあります(※情報源は食べログ。現在の営業状況は不明)。

券売機

メニューはこんな感じ。
基本は「白鶏麺」「つけめん」などの約6種類で、その他トッピングやご飯ものといったラインナップです。

今回は、「全部のせ」をポチり。

※実際にはボタンの名前ではなく、写真外(左側)にあるメニューボードの番号と対応しています。

鶏の良い香りと共に「全部のせ」が到着!

全部のせ

待つこと数分。鶏スープの良い香りと共に「全部のせ」(1,000円)が到着。

黄金色に輝くスープに細麺が泳ぎ、2種類のチャーシュー、味玉、メンマ、ネギ、海苔などがトッピングされています。

スープは鶏の旨味に塩分と胡椒を効かせたシャープな味わい!

スープ

まずはスープから一口。

あ〜! この味好き〜!

まず土台にあるのは、スッキリとした鶏の旨味。
そしてその上に輪郭ハッキリめの塩ダレの塩味、胡椒のアクセント、フライドオニオンのコク、ネギやゴマの食感がありますね。

もしかしたら夏仕様のやや強めな塩分になっているかもしれませんが、個人的には好きな塩加減です。

麺

麺は全粒粉、デュラムセモリナ、白玉粉、大豆、キビ、アワをブレンドした自家製の細ストレート。

小麦以外の要素はあれど奇をてらった風味はなく、ちゅるちゅるとした啜り心地でスープの持ち上げもいいです。

しっとりジューシーなチャーシューや味玉も美味い!

チャーシュー

チャーシューは低温調理と思われる豚と蒸し鶏の2種類(もしかしたら鶏がむねとももで3種類かも)。

豚は肉の甘味が引き出された肉質しっとりな逸品。
仕上げにかけられた胡椒のピリッとした辛みもいいアクセントになっています。

チャーシュー

鶏も豚と同様しっとりジューシーな間違いない美味しさです。

ヒビ機
生姜も良い仕事してるな
味玉

味玉は黄身がゼリー状の半熟タイプ。

見た目からも分かる通りしょっぱ旨な醤油ダレが染みていて、その塩分と黄身のコクが(スープや麺に対して)メリハリをつけています。

メンマ

白いメンマも地味に美味しいので要チェック(やわ◯ぎみたいな甘めな味です)。

ヒビ機
台湾ではメジャー?な金針菜(きんしんさい)も入ってたよ

まとめ

スッキリとした鶏塩をベースに様々な要素が旨味を足す、足し算的な美味しさの一杯でした!

台湾の屋台料理の味を知らないので台湾要素を100%受け取れなかったかもしれませんが、だとしてもレベルの高い一杯ですね。
暑い日に特に食べたくなるタイプの味なので、近いうちにまた行こうと思います。

では今回はこの辺で。ごちそうさまでした!

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●細かいチェックポイント●
味の重さ:あっさり
温度:熱すぎず、ぬるくなく
提供時間:10分(遅め)
お冷:セルフ。冷たい
店内温度:適温
混雑具合:平日12時で待ち時間なし
備品:ティッシュ、つまようじ、アルコール消毒液
卓上調味料:ふりかけ、オリーブオイル、酢、胡椒、塩、ラー油、白鶏麺用調味料

タイプ:
エリア:池袋 / 高田馬場 / 早稲田
推し麺度:☆8

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